AI　喉の不調乗り越え熱唱にネット感動「調子悪いって言ってたのに」「かっこよかった」

　歌手AI（41）が12日放送のNHK音楽特番「ライブ・エール2023～新しい夏～」（後7・30）に生出演し、喉の不調を乗り越えて熱唱した。 　間もなく終戦記念日を迎える日本。AIは現在、若者と平和について考えるプロジェクトに取り組んでいることが紹介された。

　番組では、同局連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の主題歌にもなった「アルデバラン」を披露。AIは歌唱前、かすれ声で「今日は実はちょっと珍しく、声がすみません、こんな感じですけど。今日はたくさんの素晴らしい歌声の方と一緒に歌える。一人じゃないので、こんな声でもエールを送らせてもらいたいなと思います」と説明。不調でも精いっぱい歌うことを約束した。MCの「ウッチャンナンチャン」内村光良も「決して無理せず、よろしくお願いします」と優しい言葉をかけた。

　AIは81人の学生の歌声をバックに、時折かすれ声になりながら、終盤のゴスペルパートでは喉の不調がうそのようなパワフルな歌声を披露。内村は「AIさん、学生の皆さん！ありがとうございます！素晴らしかった！素晴らしかった！」と、何度も繰り返して絶賛した。

　またX（旧ツイッター）には、「涙腺崩壊して涙止まらん」「声調子悪いって言ってたのに、最後のゴスペルのとこで、多分いつもと違う今日のコンディションの音域で、多彩な表情と幅を魅せつけられてプロ流石過ぎっていうか、かえってAIちゃんの強い気持ちが最大限に伝わってきて感動して震えた！」「喉の調子が優れない中、本当にお疲れ様でした！力強く優しく届けようとして下さる姿がかっこよくてかっこよくて、感動しました…」と、感激の投稿が相次いでいた。