早乙女太一 子役時代の「座頭市」出演時の北野武監督との秘話明かす 古田新太も「それはうらやましい」
2023年08月13日 13:33
芸能
幼い頃から大衆演劇「劇団朱雀」の役者として全国の公演に出演していた太一は、北野監督の映画「座頭市」(2003年)で女形として、映画デビューをした。
太一は「そもそも僕も稽古は嫌いだった」としつつも「撮影中に『監督が呼んでる!』って言われて行ったんです。その時、8歳とか9歳ぐらいだったので、“タップ最後にやるんだけど、タップやるか?”って言われて。タップが何かも分かってないんですけど、目上の方に何かを言われたら“はい!”って言うっていうのがあったから、分からないけど、“はい!”って言ったら、最後のタップシーンに出ることになって」と北野監督からの突然の言葉で、ラストのタップシーンへの出演が決まったことを明かした。
「その日から武監督の家の地下で稽古が始まって、たけし軍団の方に教えてもらったりとか」と振り返り「それがきっかけで自分の公演でもたまにタップやったりとかしている。分からなかったけど“はい!”って言っておいて良かったな、って」と続けた。
そんな太一の話に古田も「ちびっこの時だったら飲み込みは早いし、センスさえあれば伸びるのも早いからね。それはうらやましい」と話した。