AI　中学時代の恩師と画面越しの再会　交わしていた約束に「全然覚えてない」苦笑い

　シンガー・ソングライターAI（41）が、14日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」（月曜後9・00）にゲスト出演し、恩師と画面越しの再会を果たした。 　ロサンゼルスで生まれ、鹿児島で育ったAIには、中学時代に密かに憧れていた男性教諭がいたという。技術家庭科の先生だったといい、「当時のことだからあんまり覚えていないけど、確かにかっこいい感じ。顔というよりも、ちょっと静かな感じが良かった」と告白した。

　卒業後は連絡を取ることはなかったが、先生は番組にメッセージを寄せた。AIの卒業後に数万人に1人の重い病気にかかり入院。誰とも会えない無菌室で闘病生活を送ったという。「その時にAIさんの『ハピネス』を何回も何回も聴いて、妻が笑ってお見舞いに来てくれるのを思い出しながら、AIさんのことも思い出しながら、本当に救われた」。恩師の知られざる苦労と、自分の歌が励みになったことを知ったAIは「うれしい…」とかみしめていた。

　先生によると、AIが在学中にある約束をしたという。「AIさんが“東京に行って歌手になって有名な人になる”って話をしたら、先生は“その時に校長先生になっていたら、歌を聴かせてね”って話をしました」。先生は現在、鹿児島県内の中学で校長に。お互い、夢を叶えていたことになる。

　その約束について、AIは「全然覚えてない」と打ち明けたが、「また鹿児島にライブでツアーで行きますので、そのときはぜひご招待します」と、番組を通じて約束していた。