「らんまん」蔦屋重三郎の名前が登場!25年大河「べらぼう」にエール?ネット話題 借金取りの台詞にも

2023年08月15日 08:15

芸能

「らんまん」蔦屋重三郎の名前が登場!25年大河「べらぼう」にエール?ネット話題 借金取りの台詞にも
連続テレビ小説「らんまん」第97話。寿恵子(浜辺美波)は借金取り・磯部(六平直政)と対峙し…(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は15日、第97話が放送され、2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主人公・蔦屋重三郎の名前が登場。インターネット上で話題を呼んだ。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第97話は、槙野家に姿を現したのは、借金取り・磯部(六平直政)。万太郎(神木隆之介)の研究費で借金が膨れ上がっていたのだ。寿恵子(浜辺美波)が相手をし、万太郎、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)は息を潜めて待つ。一方、田邊教授(要潤)は森有礼(橋本さとし)の暗殺に心を痛め…という展開。

 寿恵子は万太郎の研究にいかに将来性があるか熱弁。万太郎の図鑑は1冊20銭×300冊、60円の実入り。磯部は「自腹じゃなきゃ、もっと儲かるんじゃねぇか」。寿恵子が心酔してやまない「里見八犬伝」の滝沢馬琴は、版元の蔦屋重三郎と組み、一体いくら稼いだか。

 そして、新たに200円の投資を持ち掛ける。返済期日は1年後。版元が見つかり、部数が増えた暁には、謝辞に磯部の名前を入れると約束した。

 磯部はまんまと寿恵子に丸め込まれ「買わされちまった。べらぼーめ!」と大笑いしながら長屋を後にした。

 25年の大河「べらぼう」は、喜多川歌麿、葛飾北斎、滝沢馬琴らを生み出し“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児“蔦重”の波乱万丈の生涯を描く。脚本は「ごちそうさん」「おんな城主 直虎」「大奥」などの森下佳子氏、主演は横浜流星。

 SNS上には「蔦屋重三郎、再来年の大河ドラマへのエール」「朝ドラらんまんから大河ドラマべらぼうへのロングパス来た!」「蔦屋の話から“べらぼう”に持っていく見事な話の構成。ピンチを情と利の話術でもって乗り切る寿恵ちゃん、マジ軍師」などの声が上がった。
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