かみ合わないやりとりが見どころ 吉岡里帆 永山瑛太と“未来人との恋”で初共演
2023年08月15日 05:00
芸能
関係者によると、撮影は7月末にスタートした。現代人と未来人のかみ合わないやりとりが見どころの一つで、吉岡は「基本、受けのお芝居で、ツッコミ担当なので、皆さんの動きやセリフ、言動を細かいところまで見逃さないように気をつけています」と役作りを工夫。振り回される演技が多いが「予測不能な言動一つ取っても、全てが瑛太さんだからこその魅力と個性があって。毎回、不思議な魅力に翻弄(ほんろう)されています」と楽しんでいる様子だ。プロデューサーの岡光寛子氏は「吉岡さんの誠実さが、人間味あふれるキャラクターを創り出してくださるはず」と期待を寄せている。
脚本は映画「サマータイムマシン・ブルース」(05年)などを手掛けた上田誠氏。永山は同作で映画初主演を務めており、タイムトラベル作品は経験済み。「自分の体の中に上田さんの世界観があって、それが今、またよみがえってきていて凄く感慨深い」としみじみ。吉岡については「お姉ちゃんのような、包容力を感じていて、どこか精神的に甘えている部分もあります」と話している。
劇中には“タイムパトロール基地”と呼ばれる近未来的なセットも登場する。吉岡は「セットの作り込みとか衣装の気合の入り方とか、全ての部署が最大限に能力を発揮して、大人が真剣にSFコメディーを作るとこういうことになる」とアピールしている。