辛坊治郎氏 新幹線計画運休に再び言及…参考データ「誰かが検証するとかしないといけないんじゃ?」

2023年08月16日 16:38

芸能

辛坊治郎氏 新幹線計画運休に再び言及…参考データ「誰かが検証するとかしないといけないんじゃ?」
辛坊治郎氏 Photo By スポニチ
 キャスター辛坊治郎氏(67)が16日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、台風7号の接近に伴う新幹線などの計画運休について、再び自身の考えを語った。
 この日も静岡県内で降り続いた雨の影響で、東京―博多間で運転見合わせとなり、午後から徐々に運転が再開されたニュースを扱った。辛坊氏は「ちょっと止まりすぎだなという印象があるのが、昔は台風が来る時に、飛行機にするか新幹線にするかって迷った時には、迷わず新幹線一択だったんです」と振り返った。飛行機の欠航より、新幹線の運休の可能性が低いための判断だという。ところが、仕事のため週に一度は東京―大阪間を往復する辛坊氏は「確率から言うと、飛行機の方が飛ぶケースが多いです」と、自身の体感からくる印象を語った。

 辛坊氏によると、新幹線を運転に関する判断は、観測地点での雨量計の数字を参考にし、JR側が決めるという。その上で、「新幹線、雨量計のデータが一定数を超えたらどの程度危険で、止める必要があるのかというのは、JRが判断するわけだけど、それが科学的に…土木工学的と言うべきか、適切なのかどうかは、任せずに誰かが調べるとか、検証するとかしないといけないんじゃないの?という、ちょっと最近レベルかなという感覚を持っている」と、あらためて自身の考えを示した。

 辛坊氏は15日の放送でも、新幹線の計画運休について言及した。「JRは止まっていても私鉄はほぼ全部動いてるんですよ現状。地下鉄もほぼほぼ全部動いてますし、私鉄も一部運休のところもありますけど基本動いてます」と指摘。「本当に止める必要があるようなお天気の状態ならみんな止めることには同意なんですけど、ちょっと…簡単に止めすぎなんじゃないの?」「そりゃあ安全確保は最優先ですけど、同時に国民の移動の重要な手段であるということの責務を自覚して最小限止めるという方向でいかないと。ネットの世論なんかは計画運休はみんな大賛成だったりするんですが、声を上げられなくて本当に移動手段に困ってる人たちのことも(考えるべき)」と、自身の考えを口にした。

 この主張に対し、SNSでは「止めなかったら大惨事でしたよ」「移動手段がなくて困ってるはわかるけど、そこで事故って死亡者でもでたらこの人は絶対叩くだろうなぁ」と、反対意見も上がっていた。
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