藤井王位、2日目午前はわずか8手 勝てば4連覇の第4局2日目…中盤のねじり合い続き、まだ40手

2023年08月16日 12:50

芸能

藤井王位、2日目午前はわずか8手 勝てば4連覇の第4局2日目…中盤のねじり合い続き、まだ40手
佐々木大地七段(右)が見守る中、立会人の中田功八段(左)が示した封じ手を指す藤井聡太王位(日本将棋連盟提供) Photo By 提供写真
 藤井聡太王位(21)=王将、名人、竜王、叡王、棋王、棋聖含む7冠=に佐々木大地七段(28)が挑む第64期王位戦7番勝負第4局は16日、佐賀県嬉野市「和多屋別荘」で2日目が指し継がれ午後0時30分、昼食休憩に入った。局面は依然中盤のねじり合いが続いている。指し手は40手に止まり、異例のスローペースになった。
 32手目の封じ手で藤井が飛車斬りの過激な順へ踏み込まず、天王山への旋回を決断したことで比較的穏やかな展開が続くとみられていた。9時の封じ手開封後、佐々木が指した次の33手目、自陣を補強する金上がりに1時間39分。一手一手に両者が熟慮を繰り返し、午前は8手しか進まなかった。

 昼食は藤井が佐賀牛シシリアンライス御膳、佐々木は佐賀牛ローストビーフ丼。持ち時間8時間のうち、藤井が5時間42分、佐々木が5時間36分消費した。午後1時30分から再開される。
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