早乙女太一 年12回の転校で友達も作れず 1度だけ家出を考えた過去「逃げることが凄くダサいなって」

2023年08月17日 11:24

芸能

早乙女太一 年12回の転校で友達も作れず 1度だけ家出を考えた過去「逃げることが凄くダサいなって」
早乙女太一 Photo By スポニチ
 俳優の早乙女太一(31)が16日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」(水曜後11・00)に弟で俳優の早乙女友貴(27)とともに出演し、謎に包まれた学生生活を明かした。
 幼い頃から父が旗揚げした「劇団朱雀」の役者として全国と転々としながら劇場や温泉施設で芸を披露し、太一は4歳、友貴は1歳で初舞台を踏んだ。

 TOKIOから学生時代について聞かれた太一は「僕も友貴も同じなんですけど、1カ月しかその場所にいないので、毎月転校になって、1年で12校回ることになりますね。(友だちとの思い出は)ほぼないですね」と告白。「行っても2~3時間目まで。毎日2公演があるので、2~3時間目だけで帰ってきて。友達は作れなかったですね。休み時間までいないんで」と明かした。

 さらに「小学校の時は無邪気に遊んでたんですけど、年齢が重なっていくうちに転校生っていう時点でちょっと壁が出来て来たりして、どんどんしゃべらなくなってきた感じでしたね」と振り返り、そういう生活が中学3年生の時まで続いたとした。

 友貴は学校の思い出として「僕、(給食を)1回だけ食べたことがあって」と告白。「その日が夜公演のみだったので、給食までいたんですけど、僕、牛乳が飲めなくて。親も牛乳が飲めなかったので、飲んでこなかったんですね。初めて牛乳を飲んだ時に吐いちゃって、鼻つまんで一気飲みをしたら全部出ちゃって。帰らないといけない時間だったので、吐いたまま帰りましたね」と苦笑した。

 そんな生活の中、家出を考えたことはないのか?との質問も。太一は「僕は1回だけしようと思って。13歳の時だったんですけど、朝、ガラケーだった携帯を2つに折って、連絡絶とうと。連絡取れないようにして、駅まで行ったんですけど、本当に、走馬灯のようにいろいろな人の顔が浮かんで、自分が逃げることが凄くダサいなって思って、結局、踏みとどまって、そのまま帰った」と明かし、「誰にも気づかれずに舞台を過ごしてたので、単純に携帯を壊しただけで終わっちゃったんですけど」と笑った。

 「僕も1回しようと思った」と友貴。それでも「しようと思ったけど、外の世界を知らなかったので、“この道しか自分にはないんだろうな”ってやめました。考えたことはありました」と話していた。
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