金村義明氏　巨人・原監督の発言に興味津々「最近のコメントってミスターに近づいてきた」

　元プロ野球選手で解説者の金村義明氏（59）が17日、TOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に生出演し、巨人の原辰徳監督（65）がコンタクトレンズを外して試合に臨んだことについて自身の意見を語った。 　原監督は4連敗で迎えた前日12日のDeNA戦（東京D）に、普段は付けているコンタクトレンズを装着せず臨んで連敗を止めた。「よく武士が半眼という言葉を使う。はっきり世の中を見るより、自分の中で半眼的な形で勝負に臨んでみようかなと。少しぼんやり、風景を変えてみようと思いました」と説明した。翌13日も連勝したが、コンタクト装着の有無は「ご想像にお任せします」と明言しなかった。

　このコメントに、金村氏は「あんま意味分かんない。“想像に任せる”って、言えばいいのに。勝ったからまたおそらく半眼なんでしょうね」と笑いながら首をひねった。

　優勝争いに食い込めないまま迎えた8月。金村氏は「今年のジャイアンツって、5割前後でモタモタモタモタしてるんで、故障者も多くて。いろいろやってみているんじゃないですか？」と、原監督の心中を察した。

　一方で金村氏は、最近の原監督の発する言葉に注目した。「最近の原監督のコメントって、ミスターに近づいてきましたよね。全権監督ですから。だいぶ位が上がってますしね。最多勝監督だしね。あんまり理解しにくい」と、時にユーモアあふれる発言が印象的な長嶋茂雄終身名誉監督を引き合いにコメント。「ミスター長嶋さんのような雰囲気になりつつありますよね」と付け加えた。