玉川徹氏　台風時の新幹線の遅れなどの混乱に「日本人の鉄道に対する要求が世界で1番高いのでは」

　元テレビ朝日社員の玉川徹氏が8日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜前8・00）に出演。台風7号の通過に伴う大雨の影響で大幅なダイヤの乱れが発生した新幹線について言及した。 　東海道新幹線と山陽新幹線では16日に続いて17日も混乱が続き、始発から運行したものの、上下線で約50本が運休したほか、一部区間で運転を一時見合わせ、遅れが出た。

　東海道新幹線は16日に少なくとも上下線で185本以上が運休。ダイヤの乱れで、16日の最終列車の新大阪駅への到着が17日の始発時刻を過ぎた午前6時半ごろまでずれ込んだ。東京駅と新大阪駅では、休憩用に新幹線の車両を開放する「列車ホテル」が開設され、乗客に水や非常食が配布された。

　鉄道の専門家が、日本の新幹線などの鉄道システムは、海外と比べて進んでいるとしつつ、「分離運転など、まだ改善が余地がたくさんある」と指摘すると、玉川氏は「日本人の鉄道に対する要求が世界で1番高いんじゃないかと思いますよね」と自身の思いを話した。