「やべぇ」一ノ瀬ワタル号泣の“聖地”は沖縄にあった 13年ぶり訪問「ちゃんとケリがつけられた」
2023年08月18日 12:09
芸能
東京でキックボクシングに汗を流していた一ノ瀬が、選手生活の最後を過ごしたのが「真樹ジムオキナワ」だった。ジムを辞めてから13年、同ジムを初めて訪れることになった。
ジムが近づくと表情はゆがみ、呼吸は荒くなる。扉の前に立つと「やべぇ」と逡巡。様々な思いが去来し、「くっそう…」と涙が止まらなかった。
「いろんなことを教えてくれたすよ」と振り返る、元支部長の安里昌明さんと再会。13年ぶりにリングに上がり、安里さんのミットに重いパンチを打ち込むと「支部長にミット持ってもらったっすな。またそんなことがあるなんて」と話した。
殴り合うことに違和感を感じ、キックボクシングに別れを告げた。人生を変えたの安里さんが紹介してくれた、映画のエキストラの仕事だった。「めっちゃおもしろいなと思って。あの世界で生きていけるなら、おれはそっちかもなって思った」と振り返る。
一ノ瀬にとって「真樹ジムオキナワ」は聖地。「気軽に『おいっす』って感じでいけるような場所じゃなかった。一個おれの中でちゃんとケリがつけられた」と感無量の面持ちだった。