丸山和也氏　行列出演時の年収は「テレビ関係だけでも億以上」議員になり収入は「20分の1」に

　元参院議員で、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」などに出演した弁護士の丸山和也氏（77）が、19日までに更新されたYouTubeチャンネル「街録ch～あなたの人生、教えて下さい～」にゲスト出演し、全盛期の収入などを明かした。 　丸山弁護士は早大法学部卒業後、法務省に就職し、その後司法試験に合格し弁護士として活躍。00年から「行列のできる法律相談所」に出演し、北村晴男氏、橋下徹氏、住田裕子氏らとのバトルで番組を盛り上げた。同番組には、「全くテレビに出たことがなかった、ただの弁護士」だったが、北村氏と久保田紀昭氏は決まったものの、3人目が決まらず、丸山氏に「弁護士らしくない弁護士枠」で出演が決まったという。05年には「24時間テレビ」でチャリティーマラソンランナーとして100キロを完走した。

　人気も上がり、講演の依頼なども増えたものの、「テレビに出ると弁護士の仕事は減る」と振り返りながら当時の収入を聞かれた丸山氏は「億ははるかに超えてたよね」と語り「2億くらい？」の質問に「もっとあったね。テレビ関係だけでも億以上あったからね」と言い、加えて「講演があったでしょ。講演でも億あったから。あの時が一番あったね」と07年に参議院議員通常選挙に自由民主党公認で比例区で出馬する直前の収入を語った。

　「金で買えないものが世の中にあるんじゃないか」と出馬。参議院議員の年収は2000万円強だが、議員になったことで収入は「計算のしようによっては20分の1」なったが、「激減することは分かっていたけどさ。一つの馬鹿な挑戦をしたっていうことだよね。今考えると俺には向いていない世界だった」と苦笑していた。