秋野暢子 ステージ3がん診断から約1年2カ月「鬼達の退治は終了」で思い「これからの一番の問題は…」

2023年08月20日 11:30

芸能

秋野暢子 ステージ3がん診断から約1年2カ月「鬼達の退治は終了」で思い「これからの一番の問題は…」
秋野暢子 Photo By スポニチ
 女優の秋野暢子(66)が20日、に自身のインスタグラムを更新。ステージ3の食道がんの診断を受けてから約1年2カ月が経過、ひとまずの治療を終えた今の思いをつづった。
 「サバイバーの心得 私の場合」と書き出した秋野。「2022年昨年の6月に頭頸部胸部重複がんステージ3の診断を受けて 食道亜全摘胃再建手術を受けるか?科学放射線治療を受けるか?の選択に迫られ、声帯を無くす手術は無理と科学放射線治療を選び 抗がん剤4クール放射線30回を選んで、9月に5個のがんが消えてくれました。有り難いことに、ドクターも驚く回復でした」とあらためて経緯を説明。「今年の3月の定期検査で、抗がん剤で一旦消えていた子鬼が顔だして内視鏡手術で退治。そして、今回も見えてなかった子鬼が2つ顔をだしたので、またまた内視鏡手術で退治出来ました。合計9個あった訳です。(めちゃ多いね)」と振り返った。

 「一応、見えてなかった鬼達の退治は終了とのこと、でも油断は出来ません」といったんは治療が終了したことを報告。「これからの一番の問題は原発である胸部食道がんの再発、または別臓器への転移です。これらを定期的な検査を続けて行くことで、早期発見すること 一番は再発、転移がない事ですが。これは、神のみぞ知る事。でも、最悪のことにはならないと暢気(のんき)に信じている私。もう一度、頂いた『命』大切に 楽しく愉快に笑顔で暮らしていこうと思います」と記した。

 「人の寿命なんてわからない いずれ皆天国に行くのです だから、一日一日を大事にしあわせだったなぁ?と思える日を過ごすことを心がけて」と記し、「医療従事者の皆さん 応援メッセージを沢山下さる方々、私のために祈って下さる方々に感謝をしながらこれが私の生きる道と思います」と前向きにつづった。

 その上で「今、共に闘ってるファイターの皆さん、それぞれの苦しみ痛みがあると思いますが自分を信じて、力強く前向きに笑顔で必死のパッチで明るい明日を迎えましょう」と呼びかけた。

 秋野は昨年ステージ3の食道がんを発症し、化学放射線療法で治療に努め、今年4月に寛解したと公表。ブログではがん細胞を「鬼」と表現しており、7月19日の投稿では「内視鏡の検査結果 前に内視鏡で取った所の近くに子鬼が2個登場しました」「再発ではなくて、元々怪しい部分が顔を出したって、事のようです。今回も内視鏡で取れるので大丈夫です」と報告。今月16日に入院し、17日に「食道の壁から0.8ミリと1.5ミリの病変を取る」内視鏡手術を終えている。
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