出川哲朗 リアクション芸“相方”の不調で感じたやるせなさ「焦っちゃって、スタジオも変な空気に」
2023年08月20日 18:19
芸能
「番組としては芸人としていじってもらえる」としながらも、「プライベートになったら1人の男性ですから。その時、僕には付き合ってる女性もいるわけだし、そういう(恋人の)気持ちも考えたら、申し訳ないなって気持ちもありました」と、当時の思いを吐露。「いつも、この芸風でいいんだとか、これでいいのかな?っていうのは毎日、こうやって交差してましたね」と、芸風への葛藤も打ち明けた。
特に落ち込むのは、リアクション芸を求められる状況で“相方”が思い通りに動いてくれない時だという。「特に動物ネタとかは、相手が対人間じゃないので。ザリガニとか、元気のないザリガニとかいるんですよ。生放送でかんでくれない。そうすると焦っちゃって、スタジオも変な空気になって、若手の時は落ち込んでましたね。今だったら“かめよ!生放送なんだよ!”とか笑いを取れるけど、若手はそういう腕がないんで、焦っちゃって。焦ってるのは伝わっちゃうし」。やり場のない悔しさを、「ダチョウ倶楽部」上島竜兵さんと反省会をすることで晴らすこともあったという。
過去には大蛇アナコンダと戦ったことも。「アナコンダとか戦った時、もっと来てくれればいいのに。凶暴なヘビとか聞いてるのに、いざ戦った時に全然巻いて来ない、アナコンダが。全然絡んできてくれないから、俺は自分から“この野郎!”とか言いながら自分から巻かれに行く。でも、そういうのってちょっとバレちゃうのよ。そういう時は落ち込んで、“あのアナコンダ、何してくれてるんだ。ちゃんと仕事してくれよ”って」と、苦笑いで振り返っていた。