「コムドット」ゆうた、番組収録中に腰椎棘間じん帯を損傷し入院　フジテレビが謝罪「誠意を持って対応」

　フジテレビは20日、同局の番組「コムドットって何？」の収録中に、5人組ユーチューバーグループ「コムドット」のゆうた（24）が腰椎棘間（きょっかん）じん帯を損傷するけがを負ったと発表した。 　同局によると、収録が行われたのは17日。砂浜で、ゆうたを目掛けて浮輪で輪投げをする企画をしていた際、ゆうたがバランスを崩し転倒。痛みを感じたため、収録後に病院で検査を受けたところ、じん帯の損傷が確認された。ゆうたはそのまま入院し、翌18日に退院した。全治3週間で、現在はコルセットをつけて痛み止めを使用するなどしており、日常生活には支障がないという。

　公式サイトでは「ゆうたさんおよび関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「今後の治療等につきましては誠意を持って対応してまいります。出演者が撮影中に負傷された事態を重く受け止め、今後はより一層、番組制作上の安全管理に万全を期してまいります」とした。

　メンバーは同日YouTubeチャンネルを更新し、「ゆうたが収録中に怪我をして緊急入院した件について」という動画を公開。やまとは「収録中にとあるアクシデントが起こりまして、アクシデントが起こった瞬間、ゆうたが背中の方を押さえていて、これちょっとまずいかもと。撮り切った後に病院に行かないと、と言われて、そのまま入院することになりました」と説明した。

　棘間靱帯損傷は、医者によるとサッカー・ブラジル代表の「ネイマール選手が大分前に他の選手の膝が当たって背中をケガしたみたいなのがあったと思うんですけど、全く同じ」と説明されたと言い、「幸い命に別状はなかったんで、僕たちも安心している」と語った。

　また、同番組の撮影は「めちゃめちゃ危ない撮影ではない。自分たちと同じことをやっていた」とし「何してるんですかって、フジテレビとか“コム何”の方に連絡を入れるのは本当にやめてほしくて。俺らもゆうたも望んでいない」と呼び掛けた。

　ゆうたも電話で参加し「大丈夫よ～」と語ったが、診察中にあまりの痛さで2度気絶したことを明かしていた。