伊沢拓司 勉強好きになった意外なきっかけ「こりゃうまいことやられましたよ。親にね」

2023年08月22日 16:51

芸能

伊沢拓司 勉強好きになった意外なきっかけ「こりゃうまいことやられましたよ。親にね」
伊沢拓司 Photo By スポニチ
 タレントでクイズプレーヤーの伊沢拓司(29)が、20日放送のフジテレビ系「なりゆき街道旅」(日曜正午)にゲスト出演し、勉強好きになったきっかけの出来事を明かした。
 全国屈指の進学校・開成(東京)から東大へ進学、現在はタレントとしてだけでなく、クイズ軍団ユーチューバー「QuizKnock」を運営するなど、マルチに活躍する伊沢。お笑いトリオ「ハナコ」の秋山寛貴から「伊沢さんはいつから勉強好きなんですか?」と問われると、「小さいころはどちらかというとそんなに…で。明確に理由があって。小学3年生の時に目覚めたんです」と答えた。

 伊沢は親の教育が厳しく、友人たちが持っていた携帯ゲーム機などを買ってもらえなかったという。「ゲームボーイとか買ってもらえなかったんですよ。みんながやってるようなゲームができなかったんで、友達の輪に入って行けなくて、めっちゃ悔しかった」と振り返った。

 そんな伊沢少年に、千載一遇のチャンスが。「親がもらってきた塾の模試のチラシがあったんですけど、上位になるとゲームソフトがもらえるというのがあったんですね。悪知恵だけは回ったので、ここでゲームソフトをゲットできたら、学習用ゲームだったんですけど、本体も絶対買ってもらえるだろうと思って。本体をゲットすれば、通信対戦でも何でもあるから、そこから俺のゲームライフが始まると思って」。ゲームソフトを手にするため、伊沢は勉強を頑張ることに。「1年ちょっと頑張って、ついにゲームソフトを手にしたころには、勉強ができるようになっていた」と明かした。

 ゲームソフトを手にして目標を達成した時、ある感情が芽生えていたという。「そのころには、勉強で人と競い合うのが楽しくなっていた。ランクを上げていくというのがおもしろくて、そっちに没頭していったので、こりゃうまいことやられましたよ。親にね」。15歳の男の子の母親でもある女優・矢田亜希子は「それで違うんだなあ…」と、親目線でつぶやいていた。

 自身の勉強法について聞かれると、「僕も忘れちゃうんで、反復をどうやるか」と解説。「ドリルとかをやるにしても、僕は10ページくらいをずっと繰り返して、そこが完璧になるまではずっとそのゾーンをやるんです。中途半端な状態で次行っちゃうと、もう1回その問題に出会うのがずいぶん先なので、出会った時には完全に忘れてるんです。10ページだとすぐ間違えた問題に出会えるから、そこから出ないように何往復もやって、もう完璧だなと思ったら次の10ページ、みたいな」と、自身の経験談をもとに語った。
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