「VIVANT」竜星涼の新庄は「別班」だ! 根拠となる5つの違和感 「これで公安だったら日本ヤバい」

2023年08月24日 10:20

芸能

「VIVANT」竜星涼の新庄は「別班」だ! 根拠となる5つの違和感 「これで公安だったら日本ヤバい」
「VIVANT」第1話から登場している公安・新庄(竜星涼)。その正体は…(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)は、27日に第7話が放送される。現在、物語は大きく「別班」「公安」「テント」の3つの組織によって大きく展開しているが、それぞれのメンバーに関する考察が、ネット上で白熱。中でも、俳優・竜星涼(30)が演じる公安・新庄が、「実はスパイでは」と言われている。一体、なぜなのか。
 <以下ネタバレ有り>

 主人公・乃木憂助(堺)が勤める丸菱商事で起きた、1億ドル(日本円で140億円)の誤送金から始まる壮大なストーリー。乃木は、大金を取り戻すべく向かったバルカ共和国で、無実の爆発犯とみなされ地元警察に追われる立場となったが、公安の刑事・野崎らの協力により、世界医療機構・医師の柚木薫(二階堂ふみ)とともに、命からがら日本に帰国した。

 帰国後は、誤送金を何者かが乃木になすりつけたものだとして、野崎らも協力して捜査を開始。犯人を突き止める中で、自衛隊の精鋭部隊「別班」やテロ組織とされる謎の組織「テント」など、世間には明かされていない「世界中を巻き込む大きな渦」の中身が次々と明らかとなった。

 物語は今後、乃木・黒須の「別班」、野崎やドラム、チンギスらの「警察」、ノゴーン・ベキと役名不明の二宮ら「テント」の3つによって大きく動くと見られる。

 第6話のラストでは、これまで明かされていなかった「別班」のメンバーが大集合した。司令係である櫻井里美(キムラ緑子)と乃木、黒須のほか、市川笑三郎、珠城りょう、平山祐介、西山潤の4人が新たに登場。「別班」の実態が明らかとなった。

 だが、ネットでは、これまでの伏線から「別班=8人」説が濃厚となっており、第6話で明かされた7人のほか、「もう一人いるはずだ」という声が上がっている。

 「別班のラストピース」について、これまでに登場した人物から考えると、「ドラム」、「丸菱商事・長野専務(小日向文世)」、「公安・新庄浩太郎(竜星涼)」「公安・鈴木祥(内野謙太)」の4人が怪しいとされている。

 中でも濃厚なのは「公安・新庄浩太郎(竜星涼)」。新庄は第1話から登場し、野崎の部下として、野崎との信頼関係を築いている。完全に公安側の人間として描かれているが、第2話で初めて「VIVANT=別班」という見解が出たときに、初対面であるはずの乃木と新庄が顔を見合わせる場面があり、違和感を訴える視聴者が続出していた。

 さらに、第4話で「テント」の「モニター」だった山本巧(迫田孝也)を尾行していた新庄が、山本を見失うシーンも怪しい。野崎が信頼するほどの敏腕が、この尾行で失敗するとは考えられず、新庄が見失った後に黒須が山本と合流したことから、「別班に引き渡すためにわざと見失ったふりをした」とも考えられ、公安には“スパイ”として潜入している可能性もある。

 しかも、第6話でも乃木を尾行するシーンがあり、こちらも乃木を見失ってしまう。2度の尾行失敗に、「わざとでは」という声が相次いでいる。

 新庄は、第5話でも野崎の命令で乃木を尾行。乃木が乗る飛行機に搭乗した。乃木は出張のためサウジアラビアへ行くという情報が伝えられており、新庄は事前の情報通り「サウジ行きの便に乗っています」と野崎に報告した。しかし、その後乃木はバルカ共和国へ。バルカ入りした野崎の様子を観察していたため、「あの報告はうそ?」という声も上がった。

 また、第4話で、凄腕ハッカー「ブルーウォーカー」太田梨歩(飯沼愛)と連絡をとっていた長野専務(小日向文世)を呼び出す際、神社を指定。神社はこれまで、別班が連絡手段として使用していることから、さらに疑惑は高まった。

 さらに第7話で、捜査令状を持って太田の新居に突入する場面が放送された。太田は黒須とともに、アリから得た暗号を解析していたため、公安には絶対に情報を漏らせない状況だった。ダミー部屋を用意していたため、警察の突入後にバレることはなかったが、この突入を急かしたのが新庄だった。新庄は、勘の鋭い野崎を突入させないよう、急いでいたとも読み取れる。

 「初回の不自然な視線のすり合わせ」「2度にわたる尾行失敗」「尾行で虚偽の報告」「神社を指定」「野崎の到着前に太田家への突入を指示」の5つの点が、公安にスパイとして乗り込んでいると考えられる根拠としてそろった。

 視聴者からは「これで新庄がただの公安だったら“お人好しポンコツヤロウ”の称号は間違いなく彼のものだろう!?」「新庄浩太郎 バレすぎ、撒かれすぎ、無能すぎ 日本での新庄浩太郎(野崎の部下)無能すぎる」「家宅捜索なんだから、もっと隅々まで見ようぜ、新庄さん…尾行は何度もまかれるし。もはやスキル不足か別班か疑うわ」という声も上がっている。

 ここまでで、すでに多くの伏線が回収されている同ドラマ。あらゆる手を使った伏線がいたるところに散りばめられており、今後も登場人物の一挙一動から目が離せない。

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