櫻井翔　母校・慶応が甲子園V「歴史にその名を刻む姿を見ることができて、言葉もありません」

　全国高校野球選手権大会の決勝が23日、甲子園で行われ、慶応（神奈川）が仙台育英（宮城）を下し、107年ぶりに優勝した。嵐の櫻井翔（41）ら卒業生が続々と快挙を称えた。 　OBも歴史的快挙に大盛り上がりだ。櫻井は「野球部の皆さん、そして全ての関係者の皆さんに、心の底からのお祝いの言葉を。誠におめでとうございます」と祝福した。

　「楽しむこと」が勝利の原動力になると証明したナインに感動をもらった夏だった。慶応は神奈川大会決勝で劇的な逆転勝利で5年ぶりの甲子園切符をつかんだ。櫻井は「“地方大会を制し、甲子園に出場する”これまで、それだけでも胸がいっぱいになってきました」。今年は甲子園でも勢い止まらず、この日107年ぶりの優勝。「“甲子園を制し、日本一になる”歴史にその名を刻む姿を見ることができて、言葉もありません。生き生きと、ひたむきに白球を追う姿に、日々の活力をもらっていました」と感慨にふけった。