「仙台育英の代わりに僕が言います」宮城出身の玉川徹氏、慶応の応援に「ちょっと、フェアじゃない…」

2023年08月24日 10:59

芸能

「仙台育英の代わりに僕が言います」宮城出身の玉川徹氏、慶応の応援に「ちょっと、フェアじゃない…」
<仙台育英・慶応>初回、丸田の先頭打者本塁打に沸く慶応応援団(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が24日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。23日に行われた全国高校野球選手権大会の決勝について、私見を述べた。
 慶応(神奈川)が連覇を目指した仙台育英(宮城)を下し、1916年以来107年ぶり2度目の優勝を飾った今夏の甲子園。大正5年以来の快挙を果たした慶応と、昨年東北勢として初優勝し、2年連続の決勝を戦った仙台育英の熱戦に、日本中が感動に包まれた。

 中でも、慶応の大きな応援が話題となった。慶応が陣取る三塁側の内野席、アルプス席は得点が入るたびに「若き血」の大合唱。高校野球とは思えないような異様な雰囲気に包まれ、公式X(旧ツイッター)では「慶応の応援」がトレンド入りした。

 仙台育英は5回、守備陣の乱れもあって5点を失うと、ネットからは「仙台育英が慶応の応援に飲まれてる」「慶応の応援がスゴすぎて、仙台育英の選手が圧倒されてしまってホント可哀想すぎる…」「慶応の応援がえげつなくて引く。これが高校生の応援なん?」「慶応の応援、確かに凄いというよりは怖い」という反応が。「慶応の応援に飲まれた」「威圧的だ」などとさまざまな意見が飛び交った。

 仙台出身の玉川氏は、「両校の監督も選手も素晴らしいですよね。本当に素晴らしい戦いをされたと思います」と称えた上で、「ただ…ただです。慶応高校の選手は、仙台育英の選手と戦っていたと。だけど仙台育英の選手は、スタンドととも戦わなきゃいけなかったんじゃないか?という感じがしますね」と指摘。「これは、仙台育英も応援していた私としてはですね…ちょっと、フェアじゃないんじゃないの?と感じざるを得ない。だけど、絶対に言わないです、仙台育英の選手も監督も。そんなことは絶対に言わないけど、だから代わりに僕が言います」と感想を述べた。

 続けて「特殊ですよね。相手が関西の高校だったら地元の人が押し寄せてアウェーっていうのは分かりますけど…OBが大挙して押し寄せて、やられるとなあ」と眉をひそめ、その空気の中で戦った仙台育英ナインに向け「素晴らしいですよ、仙台育英。拍手!」と、拍手を送った。

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