ぼる塾あんり　両親は元暴走族、兄2人は元ヤンキーで芸能界に入るまで「イジられたことなくて」

　お笑いカルテット「ぼる塾」が23日深夜放送のフジテレビ「内村と相棒」（深夜0・25）に出演。あんり（28）が自身の幼少期について語った。 　1994年にあんりは東京都江戸川区にて、元暴走族の両親の間の5人きょうだいの4人目として誕生。待望の女の子だったため、父はあんりを姫のように大事に育てたと紹介された。

　進行役の「シソンヌ」長谷川忍が「1994年に爆誕されたということで」と話をふるとあんりは「爆誕って言い方も気になる」とツッコみ。長谷川は「まあお父さまとお母さまもそういうジャンルの方なんで」と続けると、あんりは「ヤンチャなね」と納得した。

　さらに「お兄ちゃん2人もヤンキーなので、一族ちょっとヤンチャなところに生まれたんで」とあんり。「学校とかでももうお兄ちゃんたちが先に入ってヤンチャをしてるんで、あたしが入学する頃には自分のことが知られてると言いますか。運動会の50メートル走の時とかも、私だけ先輩からの応援が熱いみたいな。“あんりー、がんばれー！さあ行けー！”みたいな」と振り返ると、「だからお笑い界入るまで、イジられたことなくて。普通に和やかに生きてきたというか、みんなに守られながら生きてきました」と打ち明けた。

　またあんりはきりやはるかと同級生の幼なじみで、小学校時代に早くも“デビュー”を果たしていたという。長谷川が「小学生にして、なんとアイドルグループを結成します。それがかの有名なMK－HAR5（ミキハリ5）でございます」と明かすと、共演者は一斉に「知らねえよ！」とツッコんだ。

　長谷川は「伝説のアイドル、MK－HAR5のVTR、ライブ映像を極秘入手しました」と語り、映像を公開。当時10歳のきりやと、11歳のあんりがロングTシャツ、デニム姿で3人の友人と教室に立っているもので、センターに位置するきりやが「私たち、MK－HAR5が5分間、楽しくさせちゃいます」とあいさつ。5人で音楽なしで「超元気　能天気　みんな仲良し～　MK－HAR5楽しいよ～♪」と歌って踊り、ポーズを決めるという内容だった。最後にきりやは「残念ですがMK－HAR5はもう終わってしまいます。きょうは本当にありがとうございました」と話し、メンバーとともに頭を下げていた。

　長谷川が「解散ライブだったんですね」と話すと、きりやとあんりはうなずいていた。