伊藤英明 大きな影響を受けた大物俳優を明かす「粋っていうものを教えていただき」紹介文は「宝物」

2023年08月24日 15:30

芸能

伊藤英明 大きな影響を受けた大物俳優を明かす「粋っていうものを教えていただき」紹介文は「宝物」
伊藤英明 Photo By スポニチ
 俳優の伊藤英明(48)が24日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜前1・00)にゲスト出演。2018年に他界した俳優の津川雅彦さん(享年78)について語った。
 司会の黒柳徹子が「伊藤さんの人生に大きな影響を与えた人は、亡くなってしまいましたけど、津川雅彦さん」と話を振ると、伊藤は「津川さんですね、やっぱりもう。5年になりますか」としみじみと話した。

 「津川さんは僕のことをエイメイちゃんって呼んでくれて。英明なので。いつも可愛がってもらって。いろんな食事に連れて行ってくれたり」と回顧。「ご自身はお酒を召し上がらないんですけれども、“このお酒がおいしいよ、こういう飲み方するといいよ”とか、粋っていうものを教えていただきましたね」と続けた。

 「俳優としても、津川さん自身二枚目でいらっしゃって、“僕は顔ばっかり目立ってねぇ。芝居を見てくれないんだ。エイメイちゃんも、そういうところがあるからね”って言ってて」と話すと、「“主役もできて当たり前だけど、早く脇役をしっかりできる俳優になってほしいな”って言ってました」と振り返った。

 また、長男が2015年に誕生した際には津川さんが「その時にすぐに病院に駆けつけてくださって。長男を抱いてくださったんですけど。その写真は今もあるんですけど」と告白。

 さらに伊藤が2016年秋から約4年間、米国に移住し英語を学んだ際には「ビザの関係で、津川さんに紹介文みたいなものを書いていただいたんですね」とし、「その時に、僕自身には口では伝えていただけなかったんですけど、その文章にはこれからの伊藤英明、こういうふうになってほしいっていうのが書き留められてて、それは今も宝物なんですけど」と打ち明けた。

 黒柳が「なんか津川さんに伝えたいことってあります?」と尋ねると、「やっぱり会いたいなって今でも思いますね。やっぱり話してるとふたをしてた感情がこみあげてくるんですけど、本当に素敵な方でしたね」と伊藤。

 「やっぱり人とは違う思惑でみんなは動いてるから、自分は失敗だととらえてたことが、津川さんはいつも“起こったことは全て正しい”っていうふうに言ってくださって、今でもそれは自分が失敗だなあ、問題点があるなあっていうことは、問題点ととらえないで、失敗ととらえないで、次はこう、もっとうまく失敗しようっていうふうに自分も変わりましたね」とも話した。
 

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