慶応野球部OB・井上貴博アナ 準V仙台育英に感謝「スポーツマンシップの真髄を見た」

2023年08月24日 18:58

芸能

慶応野球部OB・井上貴博アナ 準V仙台育英に感謝「スポーツマンシップの真髄を見た」
TBS・井上貴博アナウンサー Photo By スポニチ
 TBS井上貴博アナウンサーが24日、メインキャスターを務める同局「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演。母校・慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)を下し、107年ぶり2度目の優勝を飾った全国高校野球選手権大会について「学生スポーツの素晴らしさを感じた」とコメントした。
 慶応が連覇を目指した仙台育英を下し、1916年以来107年ぶり2度目の優勝を飾った今夏の甲子園。同高野球部出身である井上アナは今大会を振り返り「学生スポーツの素晴らしさを何か感じる大会だったと思います」とコメント。決勝戦については「素晴らしい試合でした」と話した。

 決勝戦で特に印象的だったのは優勝した慶応のインタビュー中、敗れた仙台育英の選手たちがベンチへと下がらず拍手を続けたことだったとし「慶応の応援でやりづらい部分は正直あったと思います。それでも様々想いを超えてこのような姿勢を見せてくれてたのは、お互いのチームが切磋琢磨してきたからなんでしょうけど、本当にスポーツマンシップの真髄を見せてもらったなと思いますね」と持論を展開。

 井上アナは球児、学生コーチとして計7年間、同校野球部に“在籍”し、学生コーチ時代の05年春にはセンバツ出場も経験していたとあって「元々私がコーチをやっている時から仙台育英と慶応は定期的に練習試合をやったり交流していたんです。その時は圧倒的に仙台育英の方が強かったんです。ということは、逆に言うと(仙台育英は)慶応と別に練習試合をしなくていいんです。でもそれをずっと続けて下さった。慶応は仙台育英の背中をずっと追ってきた。そしてこの決勝で戦う事が出来たというのは、これは全学生スポーツもそうですけど、こういった切磋琢磨というのが日本のレベルを上げていく。そして素晴らしい人格者に育っていくんだろうなと感じましたね」と感慨深げだった。

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