競技大会復帰した小谷実可子さん&藤丸真世さん 働くママ2人が挑んだ200日の戦いに完全密着

2023年08月26日 10:00

芸能

競技大会復帰した小谷実可子さん&藤丸真世さん 働くママ2人が挑んだ200日の戦いに完全密着
26日放送のTBS「バース・デイ」は競技復帰を目指す小谷実可子さん(左)と藤丸真世さんに密着した(C)TBS Photo By 提供写真
 26日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は1988年のソウル五輪シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)で銅メダルを獲得した小谷実可子さん(56)と同競技で2004年のアテネ五輪・銀メダリストの藤丸真世さん(43)の働くママ2人が挑んだ200日の戦いに完全密着する。
 小谷さんは88年のソウル五輪に21歳で出場し、ソロとデュエットの2種目で銅メダルを獲得。引退後はJOCの理事として活動するなど9つの競技団体の役職を兼任。さらに2人の子供を育てる母親の顔も持つ。そんな多忙な生活の中で、8月に開催される「世界マスターズ水泳」で30年ぶりの競技大会復帰を目指す。

 デュエットを組むのが13歳下の藤丸さん。04年アテネ五輪にチームのメンバーとして出場し銀メダル獲得に貢献。現在は夫婦共働きで2人の子供を育てており、競技大会に出場するのは18年ぶりとなる。

 2人の挑戦は7カ月前の真冬のプールから始まった。これまで多くの大舞台を経験してきた2人だが、マスターズ挑戦は未知なる戦いだった。現役時代とは違い、水着作製や振り付け、練習場所の手配などを自分たちで行わなければならない。また、小谷さんはJOCの理事など12の役職を兼任しており、一日中会議ざんまい。藤丸さんも会社員として働いているため、2人の練習時間の確保はままならなかった。

 練習不足を補うために2人が始めたのは動画の撮影。藤丸さんが撮影した動画を見ながら小谷さんが練習。また、小谷さんが日中に時間の自由が効かない藤丸さんのため、ランチタイムに会社を訪問。そこで事前に動画で合わせた振り付けを確認し合った。また、子供が撮影係を務めるなど家族の協力もありながら、わずかな時間を無駄にしなかった。

 7カ月に及ぶ練習を経て、迎えた本番。鹿児島で行われた世界マスターズにはおよそ90カ国の選手たちが集まった。2人は会場前でギリギリまで振り付けを確認。そして、2人の名前がアナウンスされて決戦の舞台へと向かった。果たして結果はいかに。
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