林家木久扇「笑点」卒業発表　「木久扇師匠」がトレンド1位に「黄色のおじさん」として親しまれる

　落語家の林家木久扇（85）が27日、日本テレビ「24時間テレビ46」（26日後6・30～27日後8・54）内の「笑点」に出演し、来年3月をもって同番組を卒業すると発表した。出演55年で「黄色のおじさん」として天然キャラの明るい笑いを届けた木久扇だけに衝撃は大きく、「木久扇師匠」がX（旧ツイッター）のトレンド1位に入った。 　この日、司会の春風亭昇太から振られた木久扇は「私、林家木久扇は、来年の3月をもって笑点を卒業したいと思います」と発表。「どういうことかというと、芸というものは次の世代にバトンタッチしなくてはいけません。私の座布団の芸も、新しい人にバトンタッチします」と理由を説明した。

　木久扇は1960年、桂三木助に弟子入り。林家正蔵一門へ移籍後、林家木久蔵を名乗った。65年に二ツ目、73年に真打に昇進。07年に木久扇に改名した。「笑点」には69年に大喜利レギュラー入り。55年の歴史にピリオドを打つ。