“励まし系”シンガー・ソングライターのyayAは「崖っぷち」？　「あと1400枚売らないと…」

　心に寄り添う応援歌をテーマに歌う“励まし系”シンガー・ソングライターのyayAが27日、都内でメジャーデビュー1周年を記念したワンマンライブを行った。力強く伸びやかな歌声で、メジャーデビュー曲「Gift」など全20曲を歌唱。「新聞復活」という古典的なマジックでも盛り上げた。 　小学生の時にマライア・キャリーの「スルー・ザ・レイン」を聞き、歌声に感動。ゴスペルを学び、関東を中心に活動。西野カナの「if」にコーラス参加もした。今年は2013年から始めたソロ活動でも、10周年の節目の年。「苦しんできた中で素敵な縁があってステップアップしてきた。応援してきた人たちに恩返しができたら」と話していた。

　“励まし系”を銘打つが、自身は「崖っぷちかもしれません」と苦笑い。年内に「Gift」を累計3000枚販売しなければ、次の新曲は出せないという。「あと1400枚！きょう、ここからリスタートの気持ちで頑張りたい」と熱く語った。

　歌手として、「いつかはNHK紅白歌合戦のステージに立ちたい」と力を込める。ただ、千里の道も一歩から。「まずは音楽アプリのランキングに名前が挙がるとか、少しずつ人気を高めていきたい」と真っ直ぐ前を見据えた。