「らんまん」大窪さん非職「ばーか」万太郎との別れにネット涙「そこに愛はあった」口は悪くもヤマトグサ愛

2023年08月29日 08:15

芸能

「らんまん」大窪さん非職「ばーか」万太郎との別れにネット涙「そこに愛はあった」口は悪くもヤマトグサ愛
連続テレビ小説「らんまん」。大窪(今野浩喜)(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は29日、第107話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第107話は明治27年(1894年)、大窪(今野浩喜)は大学を去り、波多野(前原滉)らが2年生の時に4年生だった細田(渋谷謙人)が助教授に就任。ある日、陸軍大佐の恩田(近藤公園)と里中(いとうせいこう)が植物学教室に現れる。徳永(田中哲司)から万太郎(神木)に出された指令は…という展開。

 翌年、細田が留学先のドイツから最新の植物生理学を持ち帰るため、大窪は非職。「たまたまここに就職先があったってだけで、何年無駄にしちまったんだ」。万太郎と共同研究し、学名を発表した「ヤマトグサ」も「だから何だよ!ヤマトグサなんて世の中、誰も知らねえんだよ!あんなヒョロっちくて、かわいいだけの…」。研究の日々と歓喜が脳裏によみがえる。

 「なあ、昔、言ってたよな。一生捧げることで、植物学に恩返ししたいって。あれ考えてみりゃ、傲慢の極みだな。いつまでもてめえが役に立つとか」「せいぜい勘違いしてろや。ばーか」

 万太郎は一礼。口は悪くも愛にあふれた大窪らしい去り際だった。

 SNS上には「そこに愛があった(涙)」「あんなひょろっちくて、かわいいだけの…泣いてまうやろ」「大窪さんのバァカ。ウルっときた」「あんなに万太郎と情熱燃やしたじゃん!植物学の未来を信じたじゃん!」「どうぞ新しいところでも達者で…」などと惜しむ声が相次いだ。

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