谷口キヨコ 「一人でできる趣味」「みんなでやる趣味」どちらも自分の大切な残り時間…人生満喫しましょ!
2023年08月29日 12:00
芸能
例えば、私が今はまっている趣味でいえば、卓球→身体、短歌・健康マージャン→頭(心)です。教室に通っていれば、決まった時間に趣味仲間が集まってできるのですが、教室や趣味のサークル等に入ってない場合は、自分はやりたくてもできない趣味もあります。実際に卓球や健康マージャンは一人ではできません。卓球の壁打ちは限界あるしほぼ楽しくないし(笑い)、マージャンも三人集まればなんとかできますが、二人いても始まりません(オンラインのマージャンゲームは一人でもできます)。
でも、短歌は違う!できるんです。一人で、どこでも、いつでも。どんな瞬間でもやろうと思えばできてしまうんですね。想像と創造。考えるということを趣味にしてしまうと、こんな強いことはありません!「他のことも考えなあかんのに、趣味してるときもずっと考えてたらしんどいわ~」という方もいはるけど、疲れたら考えなければいいんですよ~。やるもやらないも全部自由自在、自分の思い通りです。
もう一つの私の趣味、ドラムもバンドとしての演奏は何人か集まらないとできませんが、練習はもちろん、曲に合わせて叩きまくるとかは一人でできちゃうし、一人でやった方がよさそうです(笑い)。
こういう「一人でできる趣味」をもつと強いです。なぜって、人が集まるのを待ってたり、段取りつくのを待ってたりでは、なかなか始めることさえできません。てことは、せっかく始めても続けることが大変です。でも一人でできる趣味なら、まさにいつでもどこでも思い通りにやれてしまいます。
一方、みんなでやる趣味の醍醐味(だいごみ)は、同じことが好きなもの同士の連帯感や楽しさの共有で、これは一人じゃないからこそ味わえるハッピーです。一人でできないので「一緒にやれてありがとう」と、相手に感謝したりされたりで、それもええ感じ。
「身体をつかう」「頭(心)をつかう」という視点からの二つの趣味。これで私は自分のプライベートのバランスをとっている気がします。そして「一人でできる」「みんなでやる」という視点からの二つの趣味。
一人でできる趣味で自分時間を充実させて、みんなでやる趣味で他人と関わる時間をもつことも特に大切になってくるように思います。一人の時間、誰かといる時間、どちらも自分の大切な残り時間。それを趣味で楽しめたり、集まれたりするのは人生満喫の一つの方法なんと違うかなぁ。