関根勤、ウキウキで朝ドラ出演も「大屈辱の事態」 放送を見て衝撃「世の中って厳しいなと思った」

2023年08月30日 11:29

芸能

関根勤、ウキウキで朝ドラ出演も「大屈辱の事態」 放送を見て衝撃「世の中って厳しいなと思った」
お笑いタレントの関根勤 Photo By スポニチ
 お笑いタレントの関根勤(70)が、30日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。2019年に出演したNHK連続テレビ小説「なつぞら」の出演について、秘めていた思いを明かした。
 今月21日に70歳の誕生日を迎えた関根。この日「【立ち直れない…】待ちに待った朝ドラ!しかも広瀬すず主演!意気揚々と出演したら大屈辱の事態に!」と題した動画では、「70歳を迎えたこれからの抱負」をテーマに、自身の思いを打ち明けた。

 その中で「今後の野望」として、「朝ドラへのリトライ」を宣言。「この前、NHKの朝ドラに念願かなって出たわけですよ、すずちゃんの時に」と、広瀬すずがヒロインを務めた「なつぞら」に出演したときの出来事を振り返った。

 関根は、広瀬演じる奥原なつの婚約者・坂場一久(中川大志)の父親役として出演。「空気の読めない学者」というキャラクターで、なつが坂場家にあいさつに来た際、ともに食事をしながら「考古学と歴史学の違いをずっと延々としゃべる」という役を演じた。

 関根は1974年の芸能界入りから45年、憧れ続けた念願の朝ドラ出演。「学者」とあって、専門用語が多いセリフだっただけに「覚えるのに1週間くらいかかった」と振り返った。

 それを完璧に覚えて、撮影では何と「ほとんど一発OKだった」と誇らしげに回顧。そのため、意気揚々と「オンエアを楽しみに観た」という。

 しかし、関根のセリフにはほとんど広瀬のナレーションがかかっており、「すずちゃんのナレーションに、僕の声がうっすら聞こえるか聞こえないか…」な状態だったという。関根は「それを見てさ、厳しい!って思った。世の中厳しいなと思った」と悔しさをにじませたが、「まあ1話だけの出演だからそうなったわけですよ」と分析した。

 「意気揚々と出演したら大屈辱の事態」だったため、関根は「だから、僕の野望としては、将来的には…例えば芦田愛菜ちゃんが主演だったとします。悩むとしますよね、いろいろ。そこへ近所のおじいさんで庭師かなんか出てきて“悩むことはないよ。この枝も切ったら、そのあともって余計に元気になるんだよ…”とか、哲学的なことを言う役をやりたい」と雪辱に燃えている様子。

 「視聴者の人って、役柄とイメージを重ねるんですよ。鶴瓶さんなんて、悪役やって酷い目にあったんだから。街で“ふざけんな”って言われたりして。だから、良い役をやって。朝ドラはスケジュール大変だから、3本に1本で。哲学みたいなことを言ってね、ヒロインに“ありがとうおじいさん”って言われる。それが野望」と明かし、笑いを誘った。
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