梅沢富美男 バラエティーへの道切り開いた恩人に感謝「いろんなところに俺を引っ張り出した」
2023年08月30日 19:58
芸能
![梅沢富美男 バラエティーへの道切り開いた恩人に感謝「いろんなところに俺を引っ張り出した」](/entertainment/news/2023/08/30/jpeg/20230830s00041000480000p_view.webp)
そんな梅沢に、バラエティー番組への道を切り開いたのが、梅沢のブッキングなどを担当する当時20代のキャスティングプロデューサーだった。「彼はとても俺のことを気に入ってくれて、テレビに出るきっかけを作ってくれた」と感謝を口にし、「すごい本数をやってた。いろんなところに俺を引っ張り出したな」と懐かしそうに語った。
その男性のキャスティングにより、梅沢はバラエティー番組出演にひっぱりだこに。「“何で俺のことをあちこちの番組に出すんだ”って言ったら、“梅沢さんはテレビだって構えていないというのがいい”と言うんだ」とも振り返った。
しかし、仕事も順調だったその男性は突然、仕事を辞め、家業を継ぐために実家の福島に戻ることになった。梅沢は「お前、タレント何本抱えてるんだよ?1日も休みもないようなやつがもったいない」と慰留したものの、彼の決意は変わらなかったという。「悪いことじゃないから、“頑張れよ”と言ったきり会えてない」という男性は、実家の会津木綿工場を継ぎ、テレビ業界で培った営業力を生かして働いていた。
男性からは梅沢に、会津木綿で織られたエプロンが贈られた。「One actor in 300 years(300年に1人の俳優)」と、梅沢が当時、よく言っていた文言も縫われていた。梅沢は「俺は普段、着物専門だから。普段から着物を着ているし、舞台はもちろん着るし。絶対、作りに行くわ」と、恩人との再会と着物の発注を約束していた。