小泉孝太郎　幼いころから耳に入った世襲期待の声「父の跡に行かないとダメなんじゃ…」

　俳優の小泉孝太郎（45）が、30日放送のテレビ朝日系「あいつ今何してる？2時間SP」（後7・00）に出演し、俳優への道を選んだいきさつを明かした。 　子供のころから役者に憧れていたという小泉。みちょぱから「お父さんとか反対しなかったんですか？」と聞かれると、「今、振り返ると、僕45歳ですけど、よくあの時に挑戦したなと（思う）」と振り返った。

　父は農水相、外務相、郵政相などを歴任し、首相も3期務めた小泉純一郎氏。小泉も「父親でありながら、小泉純一郎という存在をすごく大きく感じたわけですね。自分の父親は僕にプレッシャーはかけなかったけど、周りの方は“いずれ孝太郎君がお父さんの跡だよね？”と（言われる）。それが幼いころからずっとだったんです」と打ち明けた。

　世襲を期待する声に、小泉は「僕の人生は父の跡に行かないとダメなんじゃないかと。長男だし」と、当時の率直な気持ちを吐露した。それでも、父は一貫して「好きなことをやっていい。自分が夢中になれるものをやりなさい」と言ってくれたという。「じゃあ、自分は何が興味あるんだろうと考えた時、テレビとか映画の世界。テレビに出ている皆さんが生き生きしていたんですね。そこで挑戦してみようかと思った」と話していた。