「VIVANT」“1話1億円”の真実は…TBSが公式回答 最終回「拡大版」放送の可能性にも言及

2023年08月31日 17:04

芸能

「VIVANT」“1話1億円”の真実は…TBSが公式回答 最終回「拡大版」放送の可能性にも言及
東京・赤坂のTBS Photo By スポニチ
 TBSの10月期改編説明会が31日、オンライン形式で行われ、俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)について、記者からのさまざまな質問に回答した。
 「VIVANT」は、「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどドラマ史に残る大ヒット作を生み続ける同局・福澤克雄監督が原作を初考案したオリジナルドラマ。“制作費は1話1億円”といわれる大規模な映像と壮大なスケール、先の読めないストーリー展開が話題となり、ネットを中心に視聴者による“考察合戦”が白熱するなど、新たなドラマの楽しみを提供し続けている。

 今作の宣伝には、「ストーリーや役柄を初回放送まで一切明かさない」という異例の手法が取られた。この効果について同局の編成部企画総括・畠山渉氏は「ドラマのPRの形はこれまでもいろいろと試作してまいりましたが、今回に関しては、ストーリーを一切出さないという手法。それが策を講じて、いろんな形でネット・SNSを含め盛り上がりを見せた一つの要因だろうと思っております」と説明した。

 続けて畠山氏は、内容に関して「私含めて本当に毎週毎週、胸を躍らせて、どうなってしまうんだろうと。さまざまな考察が飛び交っておりますけども、最終回に向けて期待が高まっていくので、視聴者のみなさんにしっかりとした内容を届けられるか、最終回に向けて我々もワクワしている次第でございます」と説明。ネットで白熱する考察については、「私も夢中になって読みあさっている次第で…面白いですね。本当に、視聴者のみなさんの熱量を感じる次第でございます」とコメント。

 また、“制作費は1話1億円”という情報については「制作費に関しては…お答えできません。ご想像で楽しんでいただければ」と笑みを浮かべた。

 さらに、最終回に向けた拡大スペシャルなどの放送の可能性について「現状ではお答えできないのですが、視聴者のニーズに合わせて編成していければ」と説明した。

 多くの反響を呼んでいる同ドラマについて、畠山氏は「TBSのドラマの力、テレビの力を感じる日曜劇場になっている」と自信をのぞかせた。
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