竜星涼「ワクワク」初大河　永山絢斗被告の代役で来年NHK「光る君へ」藤原隆家役

　俳優の竜星涼（30）が、来年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」に、大麻取締法違反（所持）で逮捕され降板した永山絢斗被告（34）の代役として出演する。31日に同局が発表した。 　平安時代を舞台に「源氏物語」作者の紫式部（吉高由里子）の人生を描く物語で、竜星が演じるのは藤原隆家。藤原道長（柄本佑）のおいで、一家没落の憂き目に遭いながらも冷静に乗り越えていく人物。「貴族でありながらも雅（みやび）な人生とは真逆な武闘派」とその役柄を分析している。

　今回が初めての大河。かねて「いつか大河ドラマに出演するのが役者としての夢」と語っており、思わぬ形でその思いがかなった。関係者によるとクランクインは今後。準備期間は少ないが「武人としての人間力をどう演じるか今からとてもワクワクしています！」と気合が入っている。

　その他、タレントの井上咲楽（23）、落語家の三遊亭小遊三（76）が、いずれも大河初出演となる。


　≪永山被告1日判決≫自宅で大麻を所持したとして大麻取締法違反（所持）の罪に問われている永山被告の判決公判が1日、東京地裁で開かれる。28日の初公判で検察側は懲役6月を求刑。判決は猶予刑になるとみられる。起訴状によると、永山被告は6月15日、東京都目黒区の自宅で乾燥大麻約1・694グラムを所持したとしている。