垣花正 アナウンサーになる前の意外なキャリア「いきなりオーディションを受けちゃって」
2023年09月01日 17:55
芸能
![垣花正 アナウンサーになる前の意外なキャリア「いきなりオーディションを受けちゃって」](/entertainment/news/2023/09/01/jpeg/20230901s00041000472000p_view.webp)
もともとアナウンサーになる夢はあったが、大学のアナウンス研究会で業界人ぶる先輩を見て疑問を感じたという。そんな時に目にしたのが、コメディアンの萩本欽一が主宰する「欽ちゃん劇団」の第1期募集の広告。「いきなりオーディションを受けちゃって」。オーディションは見事に合格したという。
いったんは夢とは違う路線に進んだが、「なんだかんだ、“お笑いやりたいんですか?”という話になる。ありがたいことに毎日、欽ちゃんが稽古場に来てくれて」と、葛藤も芽生えたという。「大学に行けなくなってくると、中退して浅井企画所属みたいな空気感になってきた時に、怖くて。わざわざ親が学費を出して宮古島から出て来たのに、(大学を)辞めるほどの勇気もないですから」。悩んだ末に退団を選択したという。「萩本欽一さんに手紙を書いて、ある日突然、カットアウト。欽ちゃん劇団を」と明かした。
しかし、転んでもただでは起きないのが垣花のたくましさだった。「ちゃっかり、欽ちゃん劇団にいたことをアナウンサー試験の自己PRに盛り込み…。めちゃくちゃいい自己PRを作り、アナウンサーになる」。さらに、「嫌らしいのは、お笑いちょっとかじってましたじゃなくて、そういう舞台に立って裏側を見た。笑いだけでなく、喜怒哀楽を全部見させてもらって、トータルでそういったものを伝えたいと思ったと言うと、鼻にもつかないから」と解説した。
垣花のずる賢さに、パーソナリティーのフリーアナ有働由美子は「この番組の冒頭で(垣花を)“絶対いい人でしょう”という私の言葉、返して下さい。お詫びして訂正します」とツッコミ。一方で、「就活の時はそのくらい使いますよね。使えるもんを使います」と、理解も示していた。