神谷明　爆問・田中のセンスを称賛「ぶっ飛びました。素晴らしい」　太田は反論「間違ってる」

　声優の神谷明（76）が3日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」（日曜後1・00）にゲスト出演し、「爆笑問題」田中裕二（58）の意外なセンスを称賛した。 　「キン肉マン」や「北斗の拳」のケンシロウなど、数々の人気アニメでキャラクターに命を吹き込んできた神谷。主人公の冴羽リョウを演じるアニメ映画「劇場版シティーハンター　天使の涙（エンジェルダスト）」（総監督こだま兼嗣）が、8日に公開を控えている。

　爆笑問題の2人とは以前、コンビとアニメ特集の番組で共演したという。当時、田中がディズニーのアニメ映画「モンスターズ・インク」でマイク・ワゾウスキの声を担当しており、神谷は「あの時、『モンスターズ・インク』、本当に感動したので、良かったと言ったら、（田中が）緊張して、逃げられました」と打ち明けた。すると太田光は「失礼だろ！褒められてるのに」と、田中にツッコミを入れていた。

　アニメ作品にはゲスト声優として、俳優やタレントが起用されることが多い。太田から「我々、プロなんだからという気持ちは？」と問われると、神谷は「実はないんです、僕は個人的には」と答えた。その上で、「だから僕は、田中さんがやったあの役、いいなあと思って」「田中さんの演技を拝見して、ぶっ飛びました。素晴らしい」と、再び田中の演技を絶賛した。田中への賛辞に、太田は「それは間違ってる」と悔し紛れに反論し、笑わせていた。

　神谷は「正直、申し上げますと、僕らの世界に、外からいらっしゃるじゃないですか？新しい風が吹き込んできたような気持ちになって、全然反対ではないです」と、率直な思いを吐露。「それがメーンの潮流になったら、危機感を感じなきゃ。それと、使ってもらうために自分を磨く。いいものはいいもん」と、謙虚に打ち明けた。