ガリットチュウ福島 競技開始3年目で柔術世界一 次なる標的はマスク氏「勝ったらX社を福島のF社に」

2023年09月04日 05:15

芸能

ガリットチュウ福島 競技開始3年目で柔術世界一 次なる標的はマスク氏「勝ったらX社を福島のF社に」
優勝し満面の笑みを浮かべる福島(C)井賀孝/JIU-JITSUNAVI Photo By 提供写真
 お笑いコンビ「ガリットチュウ」の福島善成(45)が日本時間3日、米ラスベガスで行われた柔術の大会「ワールドマスター柔術選手権」の「マスター4青帯ライト級」で優勝を飾り、世界一の称号を手にした。次の目標に米X(旧ツイッター)運営会社の会長であるイーロン・マスク氏(52)の名前を挙げ対戦をぶち上げた。
 メタ社創業者で柔術青帯のマーク・ザッカーバーグ氏(39)との金網マッチも噂されるマスク氏。柔術にも精通している世界の富豪に福島が宣戦布告した。「世界王者ですから絶対に負けられない。もし勝ったらX社を福島のF社にしてもらいます。押忍(おす)」と口も滑らか。柔術巧者のハリウッド俳優トム・ハーディ(45)との対戦も夢見つつ、“マスク狩り”に興味津々。1メートル88のマスク氏とは体格差はあるが、全く動じる構えはない。

 その肝の据わり方はこの日の試合でも十二分に発揮された。シードで2回戦から出場。落ち着いた様子で相手をさばくと初戦をストレートアームロック、準々決勝も同じ技で撃破。準決勝も三角絞めからのストレートアームロックで仕留めた。

 決勝の試合場には、大会に参戦していた俳優・岡田准一(42)と玉木宏(43)が駆けつけ“チーム日本”として声をからしてアドバイス。一本勝ちとはならなかったものの、福島が攻めまくってレフェリーの判定により勝利。試合後は3人で抱き合って喜んだという。

 「圧倒的な実力差がないと一本勝ちにならない世界。3試合連続一本で怪物ぶりはアピールできました」

 昨年は右足首のねずみ(骨片)の影響もあり、万全ではない中で3位。今年2月に除去手術を行い、痛みがなくなったことで足を自由自在に組めるようになったことが大きい。

 今大会に向け、三角絞めの要領で首や頭を足で絞める秘策「あたま万力くん」は不発に終わったが「世界一になって全国津々浦々のお世話になってる社長さんから連絡がありました。これでキャバクラでの豪遊が数十件確定しました。次はマスクの首を万力くんでボキボキにしたいっす」と野望は膨らむばかり。競技を始めてわずか3年で世界一。本人いわく「高等すぎて難しすぎる」というお笑い業との二刀流はさておき、海外本格進出にやる気満々だ。

 ≪相方・熊谷「ホッ」≫熊谷茶(45)も相方の世界一に拍手を送った。SNSの速報で優勝を知ったといい「ホッとしました。去年より地に足着いた感じだったのでいけると思ってました」と喜び。サポート手段が見つからず、三峯神社や九頭龍神社などパワースポット巡りで“神頼み”して回ったという。自身は昨年11月にボディコンテストで最下位。「相方に負けないよう日本一…何とかなりませんかね」と雪辱を誓っていた。

 ≪玉木宏は初出場で1勝≫玉木は初出場ながら1勝を挙げた。マスター3青帯フェザー級に出場すると、初戦は果敢に攻めて判定勝ちを収めた。次戦で相手選手にポイントを取られて0―2で敗れたものの、1日にマスター3茶帯ライトフェザー級に出場し1勝を挙げた岡田に続き、実力派俳優が存在感を示した。
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