かたせ梨乃　ドラマ「肉体の門」の撮影で意識もうろうに　名取裕子に回され続け…過酷な現場語る

　女優のかたせ梨乃（66）が4日放送のフジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）に生出演。これまで演じた役柄の中で過酷だった現場を振り返った。 　「死ぬかと思うほど大変だった撮影」として、かたせはドラマ「肉体の門」の一場面をあげた。「名取裕子ちゃんとジルバを踊るシーンで、裕子ちゃんがリードして私を回していくんですけど、大体何回くらいって決まってて」と話した。

　「よーいスタートって始まって。何しろ監督がカットって言うまでは役者はやめちゃいけないんですよね、芝居を。それで、予定の回数を過ぎてるのにずーっと回されてて、名取さんもずーっとやめないし、私はずーっと回りっぱなしで、そのままバタンって倒れたら、遠くの方で“カーット”って聞こえて。“あ、終わったんだ。私も終わっちゃいそう”と思って」と、意識もうろうに状態になったという。

　かたせは「“カーット”っていうのは、良かったっていうことなんです。監督が“カット！”って言ったときはもう一回なんです。だから、遠くで“カーット”って聞こえたら、“あ、もう一回やんなくていいんだ”と思って倒れた」と笑った。