大和田獏　妻・岡江久美子さんが他界し3年…「徹子の部屋」で初めて思いを語る　「深い穴がポンと開いて」

　俳優の大和田獏（72）が4日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。妻で女優だった岡江久美子さん（享年63）の他界後の思いを明かした。 　岡江さんは2020年4月に新型コロナウイルスによる肺炎のために他界した。司会の黒柳徹子から「でも本当に写真でもお見受けするように、元気な方でしたもんね」と話すと、大和田は「そうですねえ。もう明るいのが取りえというか。太陽みたいな人でしたからねえ」としみじみと話した。

　「もう3年半ちかくたっちゃったんですけど、まだなんか納得いってないっていうか。突然でしたからねえ」と大和田。黒柳が「亡くなってから岡江さんのお話をなさるのは獏ちゃんにとってはきょう初めてのことなので」と大和田が岡江さんの他界後、テレビで岡江さんのことを語るのは初めてだと紹介すると、大和田は「公にはそうなんですけれど。なかなか話す気持ちになれないっていうのが正直な気持ちで。まあ徹子さんの前なら話せるかなということで、きょうは寄せていただきました」と告白した。

　黒柳が「あなたがお骨を持ってテレビに映ってね、“ここでしか会えなかったんだよ”ってあなたがおっしゃってたのを見て、なんてひどいことなんだろうって思いましたけど」と語ると、大和田は「まあ、深い穴がポンと開いてしまったような感じなんですけれども、でもそれはどうやっても埋めようがないなっていうふうに今は思ってまして」との思いを吐露した。

　「まあただあの、最初の何カ月っていうか1年近くですかね、本当によく覚えてないんですよ。自分がどんな気持ちでどんなふうに乗り越えようとしたのかみたいなのは。ただやっぱり支えになってくれたのは、娘、孫はじめ家族、友人なんですけど」と明言。

　「特に岡江の友人の方々が、もちろん悲しんでくれて。あの人は本当に友達が多い人でしたから、仕事仲間、旅仲間、飲み友達、本当にたくさんの友達がいて。その人たちが本当に気にかけてくださって。それでやっぱりこんなにあの人は愛されてたんだなと思って人に」と話すと、「その分僕も頑張んなきゃいけないなというふうに。皆さんに心配かけちゃいけないと思って、まあ、なんとか乗り越えてこれたかなっていう気はしています」と続けた。