チョコプラ・松尾 IKKOものまね当初は「もう全然イヤでした」コント師の葛藤と気づきを振り返る

2023年09月04日 19:35

芸能

チョコプラ・松尾 IKKOものまね当初は「もう全然イヤでした」コント師の葛藤と気づきを振り返る
お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の松尾駿 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「チョコレートプラネット」が2日放送のカンテレ「おかべろ」に出演。松尾駿(41)が、ブレークのきっかけとなったIKKOのものまねについて、意外な本音を語った。
 テレビやYouTubeで活躍し、CMにも多数出演する人気コンビ。松尾が「どんだけ~!」と美容家IKKOをまねる姿がウケて、長田庄平(43)の狂言師・和泉元彌のものまねとのセットで快進撃が始まった。

 当時、ノリノリでやっていたかとNON STYLE・石田明に聞かれ、「いいや、もう全然イヤでした」と吐露。「キングオブコントで優勝して売れるんだ、しかないと思ってた。僕も長田さんも特にキャラとかも何もないし、そこしかないと思ってた」と、コント師として正攻法でのブレークを狙っていた。

 だが、ものまねでの需要が増え始め、「これいいのか?と。後輩にも“え、松尾さん…何ですかその格好”って言われて。う~わ、めっちゃ恥ずかしい」と感じていたという。長田も「ちゃんとコントのネタやってるっていうリスペクトが(周囲に)ないというか。イロモノに手出したな、みたいな」と苦笑い。松尾は「もちろん、ものまね芸人さんがガッツリやられてるのはスゴイ。でもコント師がちょっと手出して…みたいなのが恥ずかしい。自分の事を言い方悪いですけど、“よごれ(芸人)”だと思ってた。浅はかだなと」と振り返った。

 そのため、ものまね用の「1万円ぐらいのカツラ買うのにめっちゃ躊躇(ちゅうちょ)しましたもん。これ買ったら後戻りできないなって」と当時の葛藤を明かした。それが「結局、カツラは今もう2代目。同じの2個目買いました、ボロボロになって」と笑顔。「いつふっ切れたの?」という問いには、「浮き始めてきてからは“あ、こういうのでいいんだ”と。今まで仕事なくてネタ番組にしか呼ばれなかったのが、いろんな番組に呼ばれるようになって。これかあ!と思った」という。

 長田も「俺もキャラなかったんで、ひな壇でもどう返していいか分からなかった。それが“どう?元彌さん”って聞かれて、“あむ、あむ”って言ったらウケる」とものまねの力を実感。「今では素で出るのが怖くなった」と語った。
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