太田光　音楽サブスクを利用しないワケ「サブスクでいいみたいな時代になりつつあるじゃん？」

　お笑いコンビ「爆笑問題」太田光（58）が、5日深夜放送のTBSラジオ「JUNK　爆笑問題カーボーイ」（火曜深夜1・00）に出演し、音楽作品などの著作物に対する自身の考えを語った。 　自宅で朝に階段を上り下りしながら考え事をするのがルーティーンの太田。その時のお供が携帯音楽プレーヤーのiPodで、音楽や落語を聴きながら物思いにふけっていたという。「とにかくiPodに全部入っていて」という重要アイテムだったが、先日ついに故障してしまったという。

　多くの人がスマートフォンを使い、サブスク（定額制音楽配信サービス）で音楽を聴く時代。iPadは昨年、ついに販売を終了したが、太田としてはCDやダウンロード購入した楽曲を音楽プレーヤーで聴くことにこだわりたいという。「全部サブスクでいいじゃんみたいな時代になりつつあるじゃん？だけど、俺としては曲は自分のものにしたいというか。いつでも聴けるのは分かるんだけど、自分で買って、自分のものにして、（iPod）nanoに入れておきたい」。さらに「本でも何でもそうなんですけど、本のサブスクとかもあるけど、自分で（買いたい）。図書館も行かないからね、昔から。人のものだから。自分のものにしたいんですよ。何でもそうなんですよ」と、自身の所有物にしたい思いを熱弁した。

　また太田は「まだサブスクをそういう意味では信用してないんです」とも。「もしサブスクが全部、なくなったらどうするんですか？“サブスク本社”が。アップルがつぶれても、俺のiPod　nanoには残ってるんですから、曲は」とも主張すると、相方の田中裕二は「なかなかアップルはつぶれないと思うけどね」と返していた。