テレビ朝日系「何曜日に生まれたの」 カラーとモノクロで現代と過去を色分け

2023年09月07日 07:00

芸能

テレビ朝日系「何曜日に生まれたの」 カラーとモノクロで現代と過去を色分け
過去と現在を行き来しながらストーリーが展開する Photo By 提供写真
 女優飯豊まりえ(25)主演のテレビ朝日系ドラマ「何曜日に生まれたの」(日曜後10・00)は、高校時代のバイク事故をきっかけに引きこもった女性の姿を描いた物語。鍵となるのは、主人公の高校生の時の記憶。過去と現在を行き来しながら進むストーリーで、過去はモノクロ、現代はカラーに“色分け”されている。清水一幸プロデューサー(50)は「それぞれ同じくらいの量が作中に登場する。視聴者の方に分かりやすくするための工夫です」と話した。
 劇伴にもこだわっている。過去シーンではドビュッシーのピアノ曲「アラベスク第1番」が多々流れるが、現代では使われていない。「展開次第ですが、今はまだ現代パートで流していない。ヒリヒリした場面で使う曲、という感覚です」と語った。

 本編ではそれぞれの思いが交錯する過去だが、TVerとABEMAでは高校時代を舞台にしたスピンオフドラマ「10年前の放課後」が2本公開されている。日常を描いた青春ストーリーで、全編カラー。「高校生のキラキラした部分を描いていますが、本編にもつながります」と清水氏。より作品を楽しむために、スピンオフも要チェックだ。
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