爆問・太田光「こんなスターは今後、出てこない」と尊敬する大物芸人 干された時期に「星」となった人物は
2023年09月07日 09:53
芸能
太田は伝説的俳優・森繁久彌さんやビートたけしの名を挙げ、「最後の一人」として、「スターといえば、やっぱりこの人」と、明石家さんまの名を記した。
さんまについて、太田が「(こんなスターは)今後も出てこないでしょうね。圧倒的なスターだね」と言うと、田中も「輝いてる」と共感。太田は「輝いているし、会うたびにオーラがまぶしいですね」と、スターの存在感を力説した。
2人がさんまと初対面したのは、デビュー1年目に出演したフジテレビ系お笑い番組「爆笑ヒットパレード」だった。収録現場を歩いている際、トイレからスッとさんまが出て来たという。
この時点で「かっこいいんだ、とにかく」と目を奪われた太田。マネジャーがすかさず「うちの1年目で…」と爆問の2人を紹介すると、さんまは「うわさは聞いてます」と2人に向かってあいさつをしたという。
この対応に、2人は「おおおおー!かっこいい!俺らのこと知ってんだ!って」と、衝撃を受けたという。「それから俺ら、35年くらいやってますけど、いまだにテレビのど真ん中、トップオブトップにいるじゃないですか。本当に星なんですよ」と、デビュー1年目からトップを走り続けるさんまへ賛辞を送った。
また、「俺らが干されているとき…(事務所独立して)俺ら、カラッカラに干されてたの」と過去を振り返り、その時もさんまは「爆問、早く帰って来いよ」とずっと気にかけていたという。太田はこの時に「この人の居場所にいたいと思って、そこから干されて、テレビの向こう側に相変わらずスターとしていて…あそこに何とか戻りたいとずっと思ってやってきた」と、さんまを暗夜の灯として活動を続けていたと回顧した。
さんまはかつて「60歳になったら引退する」と宣言していたが、太田がさんまとラジオで共演した際に「いい加減、引退するって言うのをやめてくれ」と言い、「何でや、若手の枠がないんや」というさんまに対し「でも俺は絶対に嫌だ。今引退したら、さんまさんがカッコ良すぎる。もっとボロボロになって、人気がなくなってそれで引退にしてくれ。落ちるところを見せてくれ、それがあなたの役目だ」と必死で止めたという。これに心を打たれたさんまは、「そうか、わかった。ならお前のために、お前に落ちるところを見せるために、引退をやめるわ」と、太田の思いを受けて引退宣言を撤回していてた。
このエピソードを振り返り「“さんまの引退を止めたのは俺”って一生言い続ける」と鼻高々。続けて「そっから落ちやしない。こっちが落ちてる」と自虐的に話し、笑いを誘っていた。