アラサー女子の「あの悩み」を描くABC「●●ちゃん」 主演の増田有華さんに見どころ聞いてみた
2023年09月07日 18:00
芸能
今回は、セックスによって他者を理解しようとする(これには、深い理由が…)ヒロイン史恵役にピッタリ! というか、この方しか絶対無理、ノリもトークも絶好調! 大阪出身の増田有華さんにインタビュー!
喜多(以下喜)「撮影期間中、気を付けていたことってありますか?」
増田(以下増)「睡眠時間もなかなかとれないので“食が全てを作る”と思い、好きじゃないけど美容のために、むっちゃプチトマト食べてました。肌が輝きます!」(この日から筆者がプチトマトをてんこ盛り食べているのは言うまでもない)
喜「やっぱり初主演ですから、気合が違いますね」
増「でも、等身大の自分で楽しめたらな、と思ってリラックスして臨めました」
喜「リラックスっていっても、結構露出ありますよ?」
増「『全裸監督』ですっぽんぽんみたいなこともあったので、思ったより全然脱がないじゃん!って。もっと脱げる準備してるのにチューブトップ止まり、さすが地上波!みたいな」
喜「素晴らしい貫禄! ドラマ『●●ちゃん』って、最初ちょっとエッチな男性が見るドラマだと勝手に思い込んでいたんですけど、違いますね。自分の性のことって人に話す機会がなかなかない中で、世の中にはこんな子もいるんや、こんな子もいるんや!っていろんなパターンが見られてすごく面白い」
増「そのコメント、パーフェクトです! 他の取材で使わせてもらいます」
喜「(手を差し出し)マージンちょうだい」
増「やべー、やべー(笑) パワーがすごい!」
喜「ABCテレビここまでやる!?って思っちゃいました」
増「私もびっくりしました。(原作が)セックスちゃんってタイトルだから、最初はセックスの快楽が好きな子なのかなって思った。でも、原作の漫画を読んで、友人関係がうまくいかず声が出なくなってしまった史恵が、人とコミュニケーションを取るためにセックスの良さに目覚めたというバックボーンがきちんとあるところに惹かれたんです。そして、これだけ多くの方が原作を読んでいるということは、同じように人には言えない悩みを抱えているアラサー女子が多いんだなと。」
喜「アラサー女子はそういう目線で見るかもしれないけど、40代目線では、こんなことしてみたかったなとか、こんな世界もあったんだ、もうそんな経験も出来ないから若いっていいなーみたいな」
増「40代になったら落ち着いちゃうんですか? じゃあ、何が楽しくて生きてるんですか…何が楽しくてって語弊があるな!」
喜「私だって、楽しく生きてますよ(笑) でも、子育てに追われすぎててそれどころじゃない。だからこそ、ドラマ『●●ちゃん』見て、『こんな世界があるんやーーーー!』って」(筆者悶える)
増「顔芸がスゴイ!」
喜「しかも、史恵ちゃんが最後どうなってしまうのか、もうミステリーでもないのにジェットコースターみたいな展開」
増「もう、このコメントだけで、もうドラマ見なくてもいい! いや、見て欲しい!! もちろん見て欲しいけど、まさにそれです! セックスの描写の仕方がとにかく個性的なんです。バドミントン、将棋、縄跳びだったり。私、生まれて初めて一人バドミントンしましたもん。こういうセックスの表現があるのか! と。」
喜「どういうのかすんごく気になる。餅つきなら、わかる」
増「餅つき!? あ、でもいい! 今から追加で撮りましょう!」
喜「エイっ!」(2人で餅つき! 増田さんノリが良すぎて最高です)
増「エイっ! 撮影中も、私何のシーンやってんだろな? ってなりました。でも史恵は、いたって真剣なので、面白おかしいコメディの中にもヒューマンを感じていただければと思います。」
おもしろ美肌クイーン増田さん、ありがとうございました。
第1章セックスちゃん(1話~4話)、第2章高学歴ちゃん(5、6話)、第3章不倫ちゃん(7、8話)とオムニバス形式でアラサー女子の悩みを描いているドラマ「●●ちゃん」アラサー女子の悩みを覗き見しているような感覚のこのドラマ。あなたは、同感? 羨望? どんな目線で見ることになるでしょうか。
※ABCテレビ(関西)で毎週深夜0時55分放送。DMMTV&TVerでも配信中!
▼執筆者プロフィール
ABCアナウンス部から東京PR部に異動。平日は、オフィスレディ、週末はベーグルを焼きベーグルの研究に勤しむベーグルレディ。