藤島ジュリー景子氏 代表取締役残留も「補償速やかに進めば降りることは考えている」 現在100%株主
2023年09月07日 14:27
芸能
会見では「故ジャニー喜多川による性加害問題につきまして、2023年8月29日、特別チームによる調査結果と提言が公表されましたが、ジャニーズ事務所といたしましても、私、藤島ジュリー景子個人といたしましてもジャニー喜多川に性加害はあったと認識しております。被害者の皆様に心よりお詫び申し上げます」と性加害の事実を認めて謝罪。また「特別チームの提言を真摯に受け止め、9月5日をもって、代表取締役社長を引責辞任致しました」とし、「新しい代表取締役社長は本日同席させていただいております東山紀之が務めさせていただきます。また、弊社代表取締役副社長の白波瀬傑も9月5日をもって、引責辞任致しました」と発表した。
特別チームによる調査報告書によると、ジャニーズ事務所の現在の株主構成はジュリー氏が100%となっている。株主の立場として今後どうしていくかという質問に「代表取締役について、現時点ではまだ補償を始めておりません。いろいろなことを決めていく上で、代表取締役でいて、補償について議論していく立場である方が事務所の中で良いというふうに判断してこの形でとどまっております。補償がすみやかに進めば、代表取締役から降りるということは考えております」と述べた。
また「株についてですが、今の時点では私が100%の株を持っていることが補償についても進めやすいと考えております。今後については、同族経営が今回の問題であるというご指摘もいただいておりますのでどういうふうにしていくことが一番良いかは新経営体制の皆様ともご相談しながらいろいろと協議していきたいと思っております」とした。
ジュリー氏はジャニー氏の姉でともに事務所を支えてきた藤島メリー泰子氏の娘。ジャニー喜多川前社長の性加害問題を調査していた外部専門家による「再発防止特別チーム」が先月、現社長・ジュリー氏の退任を提言。性加害を事実と認めるか、被害を訴える元タレントらへの救済策が示されるかなどが注目されていた。