東山紀之新社長、ジャニー氏による性加害は「人類史上、最も愚かな事件」「被害者と会わないといけない」
2023年09月07日 14:47
芸能
そしてこの日、1962年の創業以来、同族経営を貫いてきたジャニーズで初めてタレントとして東山氏がトップに就任した。経営手腕は未知数ながら、所属タレント最年長で“長男格”の東山に改革が託される。
焦点の一つだった「ジャニーズ事務所」の名称について、東山は「存続」の意思を表明。「あまりにも非常識」という記者からの指摘については「おっしゃる通りだと思います」と深くうなずき、「名前を変え再出発した方が正しいのかもしれません。僕らはファンの方に支えられている。これをどこまで変えるべきかと…」と葛藤を吐露。続けて「こういうイメージを払拭できるほどに、みんなで頑張っていくべきだという判断を、今はしています」と主張した。
今回の対応について「これで解決ができるのか」という厳しい声が記者から飛ぶと、東山新社長は「これから被害者の方々と会わないといけない、意見も聞かなきゃいけない中ですが…まずはこの期間にできることをしようということ」と回答。「人類史上、最も愚かな事件だと思います。大変長い道のりになると思いますが、まず一歩を踏み出さないといけないと思います。みんなでまず一歩を踏み出し、その道のりを歩みださなければ。みんなで探しながら、探りながら」と思いを述べた。
「頭だけ変えたらいいのか」という声もあるというが、「何かをスタートしなければ、始まらないと思うんです。僕も初めてで、何が起こるか予想もつきません。被害者の方々、かつての仲間ですが、そのためにまずは(新社長を)引き受ける事」と強い覚悟を口に。新社長を引き受けた背景として、被害者とその親族の思いを汲み取り「僕も娘2人の親。だからこそ、今回の新社長を引き受けようと思いました」と主張した。