東山紀之氏 新社長打診は「8月の頭」 再発防止チーム提言公表より前に「誰にも相談せず、一人で決断」

2023年09月07日 15:37

芸能

東山紀之氏 新社長打診は「8月の頭」 再発防止チーム提言公表より前に「誰にも相談せず、一人で決断」
<ジャニーズ事務所会見>会見に臨む東山紀之新社長(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 ジャニーズ事務所が7日、故ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、都内で会見を行った。藤島ジュリー景子社長(57)が退任し、少年隊の東山紀之(56)が後任として新社長に就任することを発表した。
 会見の冒頭で、始めにジュリー氏がマイクを握り「特別チームの提言を真摯に受け止め、9月5日をもって、代表取締役社長を引責辞任致しました」と発表。後任として東山の新社長就任を発表した。東山新社長は「年内をもって表舞台から退き、今後は人生をかけて、この問題に取り組んで参ります」と意気込みを語った。

 1962年の創業以来、同族経営を貫いてきたジャニーズでタレントがトップに立つのは初となる。経営手腕は未知数ながら、所属タレント最年長で“長男格”の東山に改革が託される。

 打診があったのは「8月の頭」だという。「藤島が苦労しておりましたので、話を聞いて一晩考え、引き受けました」と明かし、「僕も非常に悩みましたし、できるできないではなく、やるかやらないかだと思ったので、自分の運命だと思って引き受けることにしました」吐露。

 年内に予定している舞台については「舞台を降りるのは、たくさんの方にご迷惑をおかけするのでやらせてほしいと…。実質的には来年からちゃんと動くということですが、これだけ世間の皆様にご迷惑をおかけしている中で、自分に何ができるのかを考え、救済・補償を考えなければならないので、人生を懸けてきっちりやらないと…大変な犯罪なので。亡くなったとはいえ、誰かが引き継がなければならないと思いました。その中で、僕の使命ではないかと思いがあり、人生を懸けてやろうというと思いました」と主張。決断については「誰にも相談しませんでした。一人で考えて、一人で決断しました」と述べた。

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