東山　メディアの忖度「必要ない」　退所タレントの活動は妨害しない

 【ジャニーズ事務所　4時間12分会見 】 ジャニーズ事務所によるメディアへの圧力や、メディア側の忖度（そんたく）についても質問が出た。東山は「（忖度は）必要ないです」と明言した。 　質問では、テレビ朝日「ミュージックステーション」の出演歌手について、DA　PUMP、w―inds.、JO1ら他事務所の男性グループが、メディアの忖度によって出演できなかったのではないかという指摘があった。東山は「そう思われたというのは、やはり事務所が悪いんだと思います」とした。

　また、元ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏が設立した「TOBE」に移籍した平野紫耀（26）や神宮寺勇太（25）、元SMAPで現在「新しい地図」の3人ら事務所を辞めたタレントたちの活動を妨害しないことを改めて確認されると、東山は「もちろんです」と答えた。

　井ノ原も、自身がジャニーズアイランド社長になってから慣習に疑問を持つ機会が増えたといい「“ジャニーさん、メリーさんがこう言ってたから”という昔のタイプのスタッフがいたのも事実」と明かした。「最初は（出すなと）言ったかもしれないけれど、その後はずっとそれが続いているだけなんだと思う。だから皆さんと一緒に考えていく問題でもある」とメディア側に呼びかけた。