井ノ原快彦 手腕が問われる東山と“ツートップ”「Jr.の子たちの希望の光は消したくない」

2023年09月08日 05:18

芸能

井ノ原快彦 手腕が問われる東山と“ツートップ”「Jr.の子たちの希望の光は消したくない」
井ノ原快彦がファンへの思いを語る際、涙する藤島ジュリー景子氏(右)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【ジャニーズ事務所 4時間12分会見 】 井ノ原快彦(47)は、ジャニーズJr.の育成を担当するジャニーズアイランドの社長として出席した。ジャニー氏の性加害について「なんてことをしてくれたんだという思い。いいかげんにしてほしい」と直観的な言葉で怒りをにじませた。
 小学6年時に入所。当時既に暴露本などが発売されていたこともあり「仲間たちとも、そうなのかなあ、そうなったらどうしようという噂はしていました。ジャニーさんに裏の顔があるのかと正直怖かった」と話した。「噂は聞いていたけれど言えなかったことを、今となっては後悔していますが、何かえたいの知れない、触れてはいけない空気はあった」と明かした。

 その上で、今後のJr.の育成については「下は6歳からいて、不安に思われている親御さんも多いと思うので、そうならないよう話し合いをしていきたいと思っています」と“親子面談”についても言及。さらに「権力を持ってしまわないよう、最初から凄く気をつけています。僕も部下も、権力を持たない仕組みを皆で考えていかなければいけないと常に話し合っています」と説明した。

 所属タレントのテレビ出演などに事務所の忖度(そんたく)が働いていたとされる点については「急になくなるものではないと思うので、なくすのは本当に大変。一つ一つやっていきますが、皆さんと一緒に考えていく問題でもあるのでご協力いただきたい」と要請した。

 東山と“ツートップ”で事務所の再建に臨む。離脱者を止められるか、手腕が問われる。東山については「引退してまでの覚悟なので、まずはやるんだという気持ちを信じたい」と期待。「いろいろなところにジャニーさんの名前が残っている。彼がつくってきたものに関しては、新しいものにしていきたい。Jr.の子たちの希望の光は消したくない」と決意をにじませた。

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