青汁王子「真面目な顔して『国民のため』ってのは結局…」秋本衆院議員の6千万円の受託収賄容疑で逮捕に

　「青汁王子」こと実業家・三崎優太氏（34）が7日、自身のSNSを更新。東京地検特捜部が、洋上風力発電事業の国会質問の見返りなどとして日本風力開発側から総額で約6100万円の賄賂を受け取ったとして、受託収賄容疑で衆院議員秋本真利容疑者（48）＝自民党を離党、比例南関東＝を逮捕したことに言及した。 　政府が再生可能エネルギー普及の「切り札」と位置付ける洋上風力発電を巡る不透明な資金受領は、政界の汚職事件に発展。賄賂を提供したとされるのは同社の塚脇正幸前社長（64）で、特捜部は在宅のまま贈賄容疑で捜査する。同社は青森県・陸奥湾や秋田県沖などで洋上風力発電事業への参入を検討してきた。

　秋本容疑者は2019年2月、国会で青森県の海域について「過度な規制」をしないよう要請していた。同社も参加したとされる洋上風力発電の第1弾入札では21年12月、三菱商事を中心とした企業連合が対象となった3海域全てを落札し、日本風力開発などは反発。秋本容疑者は22年2月、国会で事業者公募の評価基準見直しを求めた。

　三崎氏は「衆議院議員の秋本真利氏が汚職疑惑で逮捕。真面目な顔して『国民のため』ってのは、結局自分のポケットのためだったのか？自分のために尽くすのではなく、みんなのために尽くす人だけに政治家をやって欲しい」と自身の思いをつづった。