デーブ・スペクター氏 ジャニーズ性加害問題で各企業が広告見直しに「一気にやり過ぎ」「不愉快」
2023年09月08日 18:04
芸能
会見を行う以前から各企業は、所属タレントを起用したCMの公開延期や、CMキャラクターの変更など対応に着手。嵐の相葉雅紀をイメージキャラクターに起用している東京海上日動火災保険が、同事務所との広告契約の解除を検討していると明らかにした。「嵐」を広告に起用していた日本航空も「適切な対応が取られるまでの間、広告への起用を見送る」と表明するなど、スポンサー企業からは性加害の事実に厳しい見方が相次いだ。「Snow Man」を「ミンティア」のイメージキャラクターに起用するなどしているアサヒグループホールディングスも契約の終了を発表した。
デーブ氏は「急にジャニーズのタレントの起用をやめるのはおかしい」と意見。「これ相当、違和感がありますね。今までのスポンサー、広告代理店など皆、性加害の噂どころか具体的に知っていたはず。それで急にコンプライアンスぶってやめさせる、更新しない。もちろん自然に更新しないCMもありますけど、これ一気にやってるでしょ?よくある現象で、スキャンダル起こした人のCDを全部没収したり、映画の上映やめる是非論がありますが、それは個人のスキャンダルですが、こちらは事務所そのもので実際に出演している人たちではないんですよ。そこまでヒステリックにやると僕は逆効果だと思うんです」と持論を述べた。
続けて「同じように皆、乗っかってやってるなって。誠意を感じない逆に。ケースバイケースで更新する、しない。新たに別なジャニーズタレントを使うか考えればいいのであって、今の流れに乗ってまるでSDGsに乗っかってるようなわざとらしさを感じる。はっきり言って不愉快。一気にやり過ぎだと思いますね。ドミノ現象みたいになっていくのはどうかなと思います。この後、テレビも同じようにやる可能性もありますよね」と一気に手を引く企業側の姿勢を問題視した。