やくみつる氏　ジャニーズ新体制の“先”に言及「東山さんが耐えきれなくなったら、次の社長は…」

　漫画家やくみつる氏（64）が9日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」（土曜前9・00）に生出演し、7日の会見でジャニー喜多川元社長の性加害を認めて被害者に謝罪したジャニーズ事務所の今後について、自身の考えを示した。 　ジャニー氏を冠した社名を存続させる決定をしたことに、やく氏は「（東山らが）ジャニーさんのことをあれほどあしざまにと言ってもいいくらいの言葉で難詰した後でも、きっとそこには郷愁というのがあるんでしょう」とコメント。しかし、「プライドという言葉を使ってらっしゃいましたけど、社名はそのままで行くと。これは効かないだろうなと正直に思いますよね。その名前をいただき続けるというのは、許されることじゃないだろう」と異議を唱えた。

　会見では今後、社名の変更の余地について、東山紀之新社長が「それもあります」と含みを持たせていた。やく氏は「『東芸能社』って、既存のがあれば別ですけど、マセキ芸能社みたいな」と、東山の名前を冠した新社名候補を一例として提案。さらに「東山さんが耐えきれなくなったら、次の社長さんは河合君かなと、ゴゴスマ見ながら。あちらの方が言うことを言っていた感じがするので」と、東山体制後の新社長候補として「A.B.C―Z」河合郁人の名前まで挙げた。

　河合は8日放送のTBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」にコメンテーターとして出演。「僕はジャニー喜多川氏に対して許したくもない、許せない気持ちです」「東山さんだけでなくタレントが責任をもって一からしっかりと作っていかないといけない」などと涙ながらに語っていた。